国が自国の人口を維持していくためには、女性は何人の子を産めばいいのか。
出生率の低下についての記事を見たら、2.1 ~ 2.4人だとあった。
ということは、2人でも少し不足だということになる。
ちなみに昨年の米国の出生率は 1.62 人。1960年には 3.65 人だったのに ・・・
オックスフォード大学のサラ・ハーパー教授によると、人口減少は人口転換(demographic transition 少産少死)によるもので、予見されていたことだという。
その記事の中に、こんな英文があった:
Many women would instead prefer not to take the hit to their earnings and career prospects that becoming a mother often causes.
(多くの女性たちは、出産によって自分の収入やキャリアに影響が及ぶのを避けたいと思うのです)
take a hit は
to be badly affected in some way
(何らかのダメージを受ける)
という意味 (→ Longman [take a hit])。
◎ 引用した英文の出典 (BBC, 2024-05-20)
How should countries deal with falling birth rates?
→ https://www.bbc.com/news/articles/c72p2vgd21no
ハーパー教授は
Japan is low, China is low, South Korea is the lowest in the world.
(日本の出生率は低いし、中国も低い。韓国は世界で最低の出生率だ)
と言っている。
今日、出生率が増加しているのは sub-Saharan Africa(サハラ以南のアフリカ)くらいなもの。
ハーパー教授によると、対策として考えられるのは、減税などの特典や給与全額保証の育児休暇、育児のためのフレキシブル・タイムや託児施設の完備などだが、それでも人口減少は避けがたい。
年金確保のために退職者の再雇用や定年の延長、加えて移民の受け入れということもあげている。
IT やロボット技術の活用については言及されていないけれど ・・・
各国それぞれの事情というものもあると思うし、産めや増やせやということが人の幸福につながるのかどうか、そういう視点からはどうなのだろうか。
出生率の低下についての記事を見たら、2.1 ~ 2.4人だとあった。
ということは、2人でも少し不足だということになる。
ちなみに昨年の米国の出生率は 1.62 人。1960年には 3.65 人だったのに ・・・
オックスフォード大学のサラ・ハーパー教授によると、人口減少は人口転換(demographic transition 少産少死)によるもので、予見されていたことだという。
その記事の中に、こんな英文があった:
Many women would instead prefer not to take the hit to their earnings and career prospects that becoming a mother often causes.
(多くの女性たちは、出産によって自分の収入やキャリアに影響が及ぶのを避けたいと思うのです)
take a hit は
to be badly affected in some way
(何らかのダメージを受ける)
という意味 (→ Longman [take a hit])。
◎ 引用した英文の出典 (BBC, 2024-05-20)
How should countries deal with falling birth rates?
→ https://www.bbc.com/news/articles/c72p2vgd21no
ハーパー教授は
Japan is low, China is low, South Korea is the lowest in the world.
(日本の出生率は低いし、中国も低い。韓国は世界で最低の出生率だ)
と言っている。
今日、出生率が増加しているのは sub-Saharan Africa(サハラ以南のアフリカ)くらいなもの。
ハーパー教授によると、対策として考えられるのは、減税などの特典や給与全額保証の育児休暇、育児のためのフレキシブル・タイムや託児施設の完備などだが、それでも人口減少は避けがたい。
年金確保のために退職者の再雇用や定年の延長、加えて移民の受け入れということもあげている。
IT やロボット技術の活用については言及されていないけれど ・・・
各国それぞれの事情というものもあると思うし、産めや増やせやということが人の幸福につながるのかどうか、そういう視点からはどうなのだろうか。