MX Linux にはデフォルトで VLCメディアプレイヤー が入っている。

手元にある市販の [マトリックス リローデッド] (発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ) の DVD を再生させようとしたら、意外にも、再生してくれなかった!

しかし、諦めるのはまだ早い。

たしか Linux Mint を使ってみた時には Celluloid というので再生出来たはず。

MX Linux にインストールするのは簡単だ。

デフォルトでは入ってないので、メニューから [MX ツール] → [MX パッケージインストーラ] と進む (途中で認証を求められるのでパスワードを入力)。

こういうのが出る:



下にスライドさせていくと [ビデオ] という項目があるので、その頭の▶をクリック。

いくつかの項目の中に Celluloid というのがあるから、それをクリックするとチェックが入る。



そのウィンドウの下の方にインストールの表示が出るから、そこをクリック (私はもうインストールしてあるので出ない)。

すぐにインストールが完了する。

さっそくメニューから [マルチメディア] を選んでみると Celluoid という項目が出来ているから、それをクリック。

黒い画面のウィンドウが現れるので、左上の [+] をクリックする。



[Open Disc] をクリックすると DVD のタイトルが表示されるから、そこをクリックすれば DVD の再生開始。

日本語の音声のままでよければ、そのままでいいが、原語で再生させたければ、ウィンドウの上のバーの右にある縦に丸を3つ重ねたような記号をクリック。



「Audio Track] をクリックして [Unknown(en)] を選べば英語の音声で再生される。

日本語の字幕を入れたければ、[Subtitle Track] をクリックして [Unknown(ja)] を選択すればいい ([Unknown(en)] を選ぶと英語の字幕になる)。


*面倒くさい書き方になってしまったが、要は Celluloid をインストールしたら市販の DVD も再生できたという、それだけのこと。とはいえ、Windows 10 をインストールしてあるパソコンで再生させようとしたら、そのままでは再生出来なかった (何らかのコーデックが必要なのかな?) のに、Linux なら素直に再生されたのは面白い。

* その DVD は Hard-Off で¥200 で入手したもの。何と2枚組だった。