親族関係がうまくいかずに悩むなんて、米国人も日本人とあまり変わらないのかなぁと、ある身の上相談の記事を見て思った。

相談者の女性の夫は兄弟仲を大事にしており、義理の兄夫婦は相談者の自宅に時々やってくる。

問題は義理の兄の嫁で、相談者のやっている事業について口出しをするし、自宅で見るテレビ番組に関してこちらとは趣味が合わないし、高額なレストランで食事をしたりする。

夫の顔も立てなければならないものの、そう口うるさくて、自分の好みを押し付けられては、こちらもしんどい。

どうしたらいいのだろうという相談。


それに対する答えは短いものだったが、中にこんな英文があった:

 If that doesn’t suit her, offer to loan her a book or suggest she bring reading material the next time she visits.

 (そういうふうにして、それでも彼女のお気に召さないとあれば、何かの本を貸してあげるなり、次回からは読み物を持ってきて下さいと提案してみることですね

suit は別に珍しい英単語でもないのだが、辞書には複数の定義が出ているので、どれに当てはまるのかを判断しなければならない。

ここでは動詞で

 to be convenient and cause the least difficulty for someone:

 (ある人にとってそれで快適で、特に問題ではない

という語義が近いのではなかろうか (→ Cambridge Dictionary [suit])。


◎ 引用した英文の出典 (New York Post, 2023-01-05)
  Dear Abby: I found out my grandpa’s shocking secret
  → https://nypost.com/2023/01/05/dear-abby-i-found-out-my-grandpas-shocking-secret/