こんにちは。渡辺真里子です。

昨日から何だか寒くなったなあ、と思ったら、今日、近畿地方では木枯らし1号が吹いたのだとか。

今年は季節が進むのが早いですね。

そんな今日は、終日自宅で作業。

国際薬膳師会の会報誌の編集作業をしていました。

明日が編集会議なので(私は行けないけど)、なんとかギリギリセーフかなー?

部長、よろしくお願いしますー!


***


今やいろんなところで薬膳の資格が発行されているので、薬膳の団体も日本国内たくさんあることと思います。

その中では、うち(日本国際薬膳師会)は古参のほうかな?

去年、創立15周年の行事を行いましたからね。

「人生100年今こそ薬膳養生」〜日本国際薬膳師会特別講演会

そんな会の中で、私は理事(という名のぺーぺー役員・笑)として広報部に所属し、主に会員向け会報誌の編集を担当しています。

うちの会の役員の方達を見ていると、みなさん本当にお元気。

会長は本草の辰巳学院長ですが、副会長には70〜80歳代の先生方がずらりとおられます。

私もあんなふうに長く元気に仕事していきたいなあ、とよいロールモデルにさせていただいています。

その一方で視点を変えてみると、会の仕事を担っている人の平均年齢が結構高い。

今50代の私で「若手」になるぐらいです。
(たぶん順番で行くと、下から数えた方が早い)

ということは、これから5年後、10年後ってどうなるんだろう?と、ちょっと不安になることもあります。


この現象、いささか仕方のない部分もあるのですよね。

そもそも薬膳に興味を持って勉強を始めるのって、これまで見てきた感じでいうと40〜50代の人が多いので。

年代別にグラフを書くと、30代後半からグッと増えてくる感じでしょうか。

だから当然、まとめ役を買って出る人もそれなりの年齢の人が多くなります。


とはいえ今の状況、私は少なからず危機感を持っています。

せっかく先輩方が広めてくださった薬膳を、私たちの世代がなんとか定着させ、次の世代に引き継いでいかなければ消えていってしまうのではないか、という危機感です。

薬膳を学ぶ人は本当に増えていて、私がお伝えする側になってからのことを考えても、「薬膳」と聞いてピンと来る人が本当に増えたなあ、という気がしています。

本屋さんでも、薬膳のレシピ本、本当に増えましたもんね。

でも、私たち一般人の生活の中に定着したかというと、まだまだひと握りの人のものというイメージも拭えません。

本当は、病気治療中の人が活用すれば、治療効果も高まるだろうし、
もっと一般に広まれば病気予防にも役立つ知識だから医療費の削減にも役立つだろうし、

薬膳ってもっと実用的でポテンシャル高いと思うんです。

だからこそ、せっかく学んだからこそ、薬膳を仕事にする人がもっと増えてほしいし、医療現場でもどんどん活用されるようになってほしい。

そんな思いが、「つばめ」を作った原点でもあります。

私ひとりでやれることは本当に小さいけれど、そうやって着けた種火が少しずつ広がっていくといいな、と思っています。



お知らせ
つばめ薬膳アカデミー
薬膳師のためのブラッシュアップセミナー

11月のテーマ:生理不順
11月8日(金)14時00分〜16時00分
12月のテーマ:冷え症
12月5日(木)または12月8日(日)14時00分〜16時00分
内容について詳しくはこちら…





薬膳レシピ作成スキルアップ講座
ベーシックコース(全6回)
現在日程調整中。決定までしばらくお待ちください。
アドバンスコース(全15回)
7月日曜クラス開講中。単回受講も可能です。
詳しくはこちら…#0000ff;">




40代からの女性のための体質改善アドバイス
体質タイプ・コンサルティング
神戸で随時受付中です。
詳しくはこちら…
受付状況・ご予約はこちら…




プロのための薬膳スクール
つばめ薬膳アカデミー ホームページはこちら



季節の暦に合わせておすすめ食材や養生法をお知らせしています。
友だち追加


薬膳を仕事にする人のためのメルマガ
「月刊つばめ通信」

毎月1回・1日配信です。
講師活動やコンサルティングを通じて体験した、ブログには書けないあんなことやこんなことをコラムにしてお届けします。
配信登録はこちらから