幸福なふりをして

あどけなく笑って見せたなら

君は安堵して振り返らないでしょう?

長く細い影を一本道連れにして

風のように一方通行で立ち去ってしまって

きっともう戻ってこない


だか ら


もう子供でもない僕は

こんなに幸せでたまらないって風な顔で

躊躇いなど見せずに君に告げるよ

簡単な別れの言葉を

簡単なくせに永遠に続く別れの言葉を



僕はもう子供ではないから

君が引き摺って重たそうにしてるその影だけは

足で踏んづけてぶちっと引き千切ってあげる

それが僕の本当の

さよならの言葉