思い出にするものが増えて

私の鳥籠の閂は

崩壊寸前

百鳥は羽ばたいて謡う謡う

羽が巻き散らかされても尚

彩を添えながら


 覚えておいて

 淡碧のそのわけを

 淡紅のうつくしさを

 これらをいつくしむ

 心の在り処を


うっすらと空には虹がかかり

百鳥の色彩を教える

思い出は私をくすぐり

鳥籠の閂は

ほろほろと崩れてあなたを歌った