僕らは真夜中の道に出会う

星が咲き乱れる静謐な獣道だ

ただ息をして

僕らはその道を通り抜ける

月は砕いた硬いパンの欠片に似て

きっと僕らを導いてくれるはずだ


真夜中の道は果てしなく

きっと僕らは辿り着けない

いずこへか いずこへだろうか

月の欠片もなくなった


そしてお菓子の家も冷酷な魔女も

外道な継母さえもいないこの物語に

僕らの手では終止符は打てないのだ