あやかし糸 あの時君が笑ったのは 歪 な月がかかったからじゃなく その夜の祈りが ゴミ箱に捨てられるのを知っていたからなんだね それでも僕は絡まった糸をほどいては 赤く染め上げようとするだろう 愚か者だと嘲笑われようと それが僕の祈りなのだから 本当は君と僕を繋いでいた あの糸は涙の色をしていた