生誕 命の水を汲み上げて 慶びの言霊を 名付けよう 流星が夜の闇を裂いて ひとつの灯りが点った 欠けることのない月の輪も 煌煌と輝いて 君を飾ったのだろう 僕は片目だけで世界を見るが それでもこんなに美しい 閉じられた目蓋の最奥で 古より続く深淵を君は見るだろう そして知る その目が見開かれた瞬間に この世の光の何たるかを 僕はそれを少し不器用な笑顔を浮かべて 待ってみることにしよう 君が僕の名を呼ぶその時まで