空よりの使者 道端に落ちていたのは 虹だった 空が落し物をしたらしいねと 君と僕は笑いあって ちいさな虹の中にダイブした ぱしゃり 虹飛沫があがったあとに 残されたのは僕ひとり 虹は僕の手の甲に染みとなって残った 空はやっと落し物を取りに来たらしい 僕はふうとため息を吐いた 君の残り香は虹色だった