曖昧な季節に僕はいた

はぐれるわけにはいかない と

隣の君の手を強く握り締めて

ひるがえせばそれは

君との別れを予感していたっていうこと



この耳の奥に落ちる音を

知らない振りしていればよかった

握り締めた君の手が

どんどん冷たくなっていくのにも

鈍感な振りして笑っていればよかった



僕は

嗚呼僕はいつでも愚鈍な人間で

そういう守りかたしかできなかった