風が窓を叩く

さよならさよなら

寂寞で曇らせて

何も 見えないように

向こう側の世界など

初めから何も

なかったかのように

或いは

この瞬間から

組み立てられていくと


せせら笑うか

哀れむか

涙を流してくれるか

それとも無言か

何を思ったとして

何になるのか

決めるのは君じゃない

僕でもない


風が一際強く窓を叩き

嘶いたその時に

向こう側の世界が振り向いた