目蓋の裏に

見知らぬ私

誰かを愛して

誰かを傷つけ

何かを探し

何かから逃げて


手の内に残るもの等 ないから


螺旋の階段を飛び越えて

暗闇に身を埋める

虚言癖のある真実を抱きしめて

清流も濁流も

いとおしんでみせるから


目蓋の幕が上がって

すべてなかったことになってしまう前に