すももの花が綺麗に咲いています。

バスで一時間半くらいの場所では桜が咲いていました。

白木蓮の花が綻んでいます。

足元には菫の花が。

目線の先には椿の花が。


花が咲いていなくても、新芽がその緑をのぞかせていて

「春が来たのかな」

そう思います。


何を退屈そうな顔をしているの?と言われました。

何を不機嫌そうにしているの?とも言われました。

何をそんなに落ち込んでるの?と言われもしました。


私、そんな顔してるんだろうか。


いま少しだけ、からっぽだからそう見えるのかもしれません。



春だから少しかなしい。と言い訳が出来るからなんて良い季節だろう。



私の恩師が、退官されました。

ちょっと前のことなのですがね。そのことについては、ブログで詩も書いて、それで終わりにしていたのだけれど。今この季節に思い返して、改めて私の恩師の素晴らしさを噛み締めました。

現代のソクラテスだ、と密に思いました。

私はその恩師から何を引き継げたかなぁと考えても、まっとうなものは何も引き継げていないと思いました。

それが寂しいです。

出会いと別れは表裏一体。この数ヶ月でたくさんの出会いに恵まれて、喜んでいたけれど。

さようならをする時がくるのかな。

別れるのが嫌だから出会いたくないなんて言わない。別れてもいいから出会ってみたいと思う。

別れても大切に思える人と出会いたい。

この春、別れがあって、同時に出会いもまたあるのだろう。

その出会いが自分にどんな価値があったのかは、別れの際にしかわからないことだから。それまで、大切にしたいなと思う。


今、ここで、別れた人のために。ありがとうの感謝と、どうか幸せにという祈りを込める。

どうかどうかどうかと、言葉を重ねて。そこに涙は全然見当たらなくて。

とってもおりこうさんな、かなしみだと。思う。