マグを両手に
伝わる熱さを胸に留め
静かに記憶を揺さぶってみる
波紋が広がるそのたびに
チョコレート色の思い出が


ぐるぐると気持ちは
巡って巡って


冷めたマグのずっと下
沈んだものこそ最も甘い