濃紺の糸を紡ぎあげ

あなたの首に巻きつける

温かな夢を見た

その残骸は今も

温かさを放棄して部屋の片隅に


不器用にも

想いを込めてしまった

もう不必要な

言葉ばかり

あなたにとっても

わたしにとっても


ふたりはいつだって噛み合わなかった

何もかもが

終わりと始まりの時でさえ



「愛していた」と

今では過去形の恋