突き刺す斜陽に夏が壊れた

朧の記憶ばかりに水をやって

傍にある瑞々しい今には

見向きもしなかった

あの日の君 は


さよならの意味も

冷たい雨の温度も

知らなかったのは私の罪悪

避けることの出来ない嵐が

そこまで迫っていた

前兆は確かにあったはずなのに


真砂の星影に冬が芽吹く

今は朧のあの季節に

もう一度だけ目を向けて



知らなかったのは私の罪悪