誰が祈るよりも

あなたの紡ぐ祈りが尊い

生きるための導として

真っ直ぐ手繰る祈りが尊い


ガラスの海を

イバラの森を

素足のままで行くのでしょう

傷つくことを知っていても

傷つくことを知っているから


 それを 強さだと人は云う

 それを 弱さだと人は云う


あなたがのこす紅も

いずれは芽吹いて花開く

花は散るかもしれないけれど

季節が巡ればまた咲き誇る


 それは 明けない夜のやう

 それは 暮れない昼のやう


再び夜の帳がおりて

冷たい雨に穿たれても

固く組まれた両手を忘れないで

そこに祈りがあることを


傷ついて倒れて それでも起き上がる

夜が来て蹲って それでも目を覚ます

あなたを呼ぶ声

あなたの祈りの名


 grace


傷つくことを知っているから

あなたの祈りは尊いのだと