Beautiful Losersあとがき拾『タクミ』 | 劇団マリーシア兄弟 プレスブログ

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おはようございます。

ディズニーランドの新アトラクションのポスターを見て、

大事な事を忘れ、現実から逃げていたことを思い出した

劇団マリーシア兄弟の健太郎です。

 

 

ようやく、けっこう頑張ったブログの内容を

一ミリも思い出せないくらいになったので、

頑張ってあとがき書いていきたいと思います。

 

客演のタクちゃんを先延ばししてしまい、

申し訳ありませんでした…。

チカラのは、別にいいんだけど…

 

さて、そんなわけで

気を取り直して、

タクちゃん演じた『タクミ』のターンです。

 

淡路島出身のタクミは、

好きなディズニーにいつでも行ける場所にいたいという

好きな気持ちだけで、

サラリーマンを辞めて、単身上京。

現在は、ダイキの会社、スイートアンドビターにて、

アイドル部門マネージャーの見習いをしている。

 

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

 

タクミの存在は、まず冒頭のマサトのセリフから。

新人が電車の上り下りを間違えて、

遅刻をしてくるという話で、登場します。

 

いかにも、遅刻常習犯が使いそうな

嘘くさい言い訳だという雰囲気が漂いますが、

本人は後に語っていますが、

ガチで乗り間違えていたようです。

 

なんなら、普段遅刻してないときも、

乗り間違えしながら出勤していたようです(笑)

 

普段、どんだけ早く家を出ているんでしょうねニヤリ

 

マサトとトモヤがともに現場にいる中で、

タクミは、マサトに電話をかけていました。

 

多分、どちらかと言えば

マサトのほうが許してくれそうみたいな感覚があったのでは…

と、人間関係がうかがい知れる気がします。

社長がいるのを知っていても、

社長に直接というのは、少し考えづらいですしね。

 

そんな電話をした結果、

マネージャーの控え室にいたのは、トモヤでした。

 

ひぇっ!!ってなったんでしょうねポーン

 

トモヤに関しても、遅刻の理由とかはどうでもよく、

とにかく今度からちゃんとしてよね…といった感じでした。

 

彼の初登場は、遅刻してきて、

謝って、カバン置いて、また出ていくというわりと短いシーンだったんですけど、

このシーン終えて戻ってきたあとのタクちゃんの疲弊感がハンパなかった。

 

さすがにだんだんと慣れていっていましたが、

初日のタクちゃんは、

まるで銃撃戦の中、上司が撃たれた事を報告に帰ってきた兵士のようでした(笑)

 

おかげで、裏にいる俺たちは、

そんなデビュー組の

全力のお芝居に

少し緊張が解けていた気がします(笑)

 

今回、タクちゃん演じたタクミは、
物語的に大事な役目を負っていました。
 
この物語の一つの柱である
マサトとトモヤがゲイではないという証人です。
 
ダイキは二人を昔から知っているから
ゲイだなんて思っていなかったわけですが、
どうやらタクミに関しては、同じ会社でありながら、
二人に疑惑の目を向けていたようです。
 
まぁ、後輩からだからこそ見える
二人のただならぬ空気感があったんでしょうね。
 
それが、このシーンでピークを迎えるわけです(笑)
 
みんな大好きなこのシーン(笑)
 
マサト、トモヤのあとがきでも触れていましたが、
もちろんこの二人もこのシーン苦労したんですが、
タクちゃんも相当苦労しました。
 
このシーンは、かなりのチームプレーなので、
どちらか片方がコケることも許されません…。
 
つまり、マサとユウマのミスが許されないのと同じくらい、
タクちゃんのミスも許されませんでした。
 
 
実は、タクちゃん側のリアクションのほうが大事だったといっても
過言ではないと思います。
 
よって、二人がどれだけ完璧にキスに見えるお芝居をしても、
タクちゃんのリアクションがダメだったら、アウトなのです。
 
リアクション次第では、
マサトとトモヤのただただガチのキスシーンです(笑)
 
さらに悪化すれば、
男三人の
三角関係みたいなシーンになります(笑)
 
なので、ここは何度も稽古しました。
ホント、褒めてあげてください(再度)。
 
お客様が入って、初日を迎えて、
一気に完成した感はありましたね。
タクちゃんもお客様が入ってから、
何かを掴んだような感じもしました。
 
ここで、お腹痛いフリしてトイレに行くんですが、
ホントに痛そうな顔してますね(笑)
もちろん、ここのトイレは嘘ですよ。
 
そして、トイレから帰ってきたら、
キスしてた二人の突然のケンカですよ。
今度は、「あ…」なんて声も発せない。
その場から、動いて物音なんてした日には、
この最悪な場面を目撃したとして、
二人にどんな顔すればいいかわかったもんじゃない…
この視線の先に、タクミがいたわけです。
タクミは、完全に石になってました。
 
 
 
そして、重要なこのシーン。
 
二人は、ゲイじゃないと判明するシーンです。
 
この時点でタクミの心境は、お客様と同時進行になります。
他の人物は、真実を知っている人間と勘違いした人間がいるんですが、
お客様はタクミと同じタイミングで真実を知るので、
気持ちはシンクロする場面が幾つか生まれたはずです。
 
トモヤが結婚するといった時に、
二人のかわりにタクミがゲイじゃないと弁明する所とかですね。
 
そして、話はここに戻って、
このシーンはもちろんタクちゃん的にも
いいシーンとなります。
今回、1対1の芝居が人数的も意外に少なかったと思われる
”ビューティフルルーザーズ”。
現にニノミヤには1対1のシーンはありません。
 
階段オープニングのエイジ、シンスケ。
舞台オープニングのタケダxサイバ。
フジモトxシンスケ。
マサトxトモヤは階段含め、数回。
ラストのエイジ、シンスケ。
 
まだ、他にもあるかもしれないけど…。
 
主役二人の1対1以外は、どれも
時間的には短めなんですけど、
このタクミxマサトのシーンは時間的にも、
けっこうがっつり用意されたシーンでした。
 
 
それをわかってか、全体的にセリフの入りが早かったタクちゃんですが、
このシーンは中でも、凄い早かったですね。
 
けっこう序盤の稽古の段階で脚本持っていなかったですからね。
 
あれには、驚きました。
 
ただ、ここのシーンも物凄い時間かかりました。
そうなんです。
難しいシーンでした。
 
ゲイ疑惑が晴れるところから、
マサトとトモヤの過去、すなわち
エイジとの関係も明らかになるし、
今の二人の内情みたいなモノが明かされるし。
 
暗くなりすぎてもダメ、
もちろん明るすぎてもダメ。
 
それでいて、
攻守交替ではないけど、
語りの主導権が途中で変わる。
 
苦労してました。
 
 
そんな苦労そのままに、
二人揃って苦労していたのが…
 
サイバのロードラーラー(スマホをヒジで破壊)からの
押さえつけ。
ここももちろん、チームプレーです。
タクミxマサト+サイバの三人それぞれが、
役目を果たさないといけません。
 
これは、劇場に入ってからもみっちり演出入ってました。
 
 
体の入れ方、重心の位置、
力を入れるべき所、入れちゃいけない所…。
嘘だけど真実で、真実だけど嘘…
難しいです!
 
一時、サイバ役のサトシの腕は、
赤くなっていたそうです(笑)
 
一説によると青く(笑)
しかも、ここはあのキヒラ周りです(笑)
 
一瞬の気の迷いも油断も許されません真顔
よく頑張りました(笑)
 
(直接、コンセントにさして充電しているタクヤ1号機)
 
今回、デビューを果たしてくれたタクちゃん。
元々、ユウマの知り合いでした。
そして、たまたまこれからタクちゃんとご飯食べに行って、
誘おうと思っていると言っていた日が、
マリーシアチャンネルを収録していた日で、
俺もそのままついていき、ご一緒させてもらいました。
 
 
コミニュケーションお化けのタクちゃんなので、
初対面の状態でも、全然フランクで
初っ端から普通に話せたのが印象でした。
 
そして、その甲斐あって
色々事務所との調整とかもしてくれて、
今回の参戦となりました。
 
セリフを覚えるのも、凄い早かったし、
かなり頑張ってくれていました。
 
うちの稽古は、独特だし
ここが独特かどうかもわからない状態で参加してくれていたと思うので、
かなり戸惑いもあった事でしょう。
 
ただ、ほんと
デビュー組の強さかどうかはわかりませんが、
本番始まって、ぐいっと最後に一伸びしてくれたイメージがあります。
 
きっと、今自分がやっている事が、
一体どうゆう意味があって、
果たして、これが正解なのか…
等の色んな葛藤もあったんではないでしょうか。
 
それが、お客様の前に立って、芝居をして、
反応があって…
「あ、ここはそうゆうことか。」とか、
「これで正解だったんだ。」とか、
ガチっとハマったんではないでしょうかね。
 
 
 
ただ、最後の舞台挨拶の時、
お客様に手を振る姿を見て、
令和の役者は違うなぁ…とは思いましたね(笑)
 
たくさんのお客様がタクちゃんを観にきてくれていたし、
コミニュケーションモンスターは、さすがです…ニヤリ
 
俺はデビューの時、どうだったかな…。
まぁ、バンドやっていたので、
あまり参考にはならないか…。
モンスターは、お酒が入るとよりパワーアップしてました(笑)
 
千秋楽の打ち上げの時も
全然、今回稽古とかでもそんなに絡んでいなかったであろう
ツッチーや元劇団員たちとバリバリ饒舌に呑んでいました(笑)
 
あれには、驚きました。
あれには、あれにはってけっこう驚いてるな…
 
そして、その勢いで女性陣スタッフと盛り上がっていた何かの拍子で
俺かタクちゃんのどちらを選ぶか(何でかは、不明 笑)…という話で、
タクちゃんではなく、俺が選ばれていた事に
とても不服そうな顔と声を漏らしていましたニヤリ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お前は、なんで勝てると思ってんだよ
(笑)
 
 
 
 
二年と半年くらい早いわ!!
 
 
 
ま、それは冗談ですが
素直な気持ちと今回見せてくれた熱量があれば、
きっと上手く行くでしょう爆  笑
 
そして、そんな若者の力に負けないように、
こちらも励みます。
応援しております。
 
 
 
さて、いよいよあとがきもラストとなりました。
大浦力が演じた『エイジ』に迫るあとがきです。
 
もう、みなさんおわかりだと思いますが、
気長にお待ちください滝汗
 
今回は、時間かかっても
しっかり書き上げます。
 
今回こそ、下書きしっかりやらなきゃって思ってたのに、
思い出したの、今(笑)
 
エイジのターンは、色々かかるような…
でも、物語についてはけっこう語っているから、そうでもないような…
どんな風になるかわかりませんが、
よろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
 
 
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劇団マリーシア兄弟プロデュース公演
Super Malicia Brothers

vol.2『Beautiful Losers R
脚本・演出:大浦力
3月公演予定

 

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