健康を考える40代 | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

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旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

近況報告。

通風になっちゃったのです。





仕事中、ちょっと足が痛いなー位に
思っていた次の日の朝。

足に地獄のような痛みが発生して、
まともに歩くことが出来なくなった
のでした。

とある動画で、痛風発症者のことを
「ゾンビ」と表現していましたが、
なるほどまさに、あの時の私の歩き
方はゾンビでした。


通風と食事のお話。

私は、健康になりそうな食材は大体
苦手といえるのです。

野菜や魚、苦かったり薄味だったり
するような食品ですかね。


逆に酒や揚げ物やジャンクフードが
大好きです。

油に脂に炭水化物ですね。


通風になる理由に思い当たるフシは
多いのですが。

だからこそ、それ以外のところには
それなりに気をつけていたのです。


ネットで見かけた通風になりにくい
食事の例。

・レバー系は食べない
・魚卵系は食べない
・果物は食べない
・肉を食べるとしたら鶏を多くする
・水やお茶を多めにとる
・牛乳も飲む
・お酒は多くても2日に1回
(休肝日を設ける)


それでもなるときはなるもんだ…





健康診断と通風のお話。

通風は通称「贅沢病」とも言われる
とおり、高価な食べ物を節制せずに
食べるとなると言われていますが。

ネットの体験談を見てると、お酒を
飲んでいなくても、太ってなくても
発症した方のお話も見かけました。


また、通風と関わる値として尿酸値
なる値があります。

高いと悪いのですが、それほど高く
ない方でも発症したとか。





かくいう私も、痛風発作が発症した
後の血液検査では6.7だったのです。

7.0以上で発作リスクありとされて
いるのが一般的な評価です。

私はそれ以下だったのです。

それでもなるときはなるもんだ…





しかし。

とあるネットの情報では、通風発作
発症中は、血中の尿酸が患部に集中
するとかなんとか。

そのため、一時的に診断の尿酸値が
下がる場合もあるんだとか。

それで低かったのかもしれません。


あと、先日、兄貴と話をする機会が
ありまして。

兄貴と私の共通の知り合いも通風に
なったそうです。

痛い痛い言いながら通勤していたん
だとか。


私の知る限り、知人さんは敏腕営業
マンでシュッとした方でしたのに。

なるときはなるもんだ…





まあ、ともあれ。

今回のこの通風の痛みは、さすがに
懲りたのです。

お酒は控えましょうね。
(飲まないとは言っていない)

ノンアルへの移行を進めています。


お酒と通風のお話。

私はアル中ではないのです。

あくまでエンジョイ勢なのです。

お酒が楽しいから飲むのです。


お酒が飲めたら大人とか、仕事の
付き合いでは飲み会にいかなきゃ
いけないとか言われますが。

大人だから飲むんじゃないのです。
飲めたら偉いじゃないのです。

お酒は我慢して飲むものじゃない
のです。

人類史でもお酒は常に人のそばに
いたのです。

お酒はおいしいから飲むんだよ。





ですが、というか、だから。

こんなに痛い思いをするのなら、
飲んで楽しいと思えないのなら。

さすがに飲む量は減らすのです。
(飲まないとは言っていない)

楽しむために飲むものなのです。


少なくとも、発作が治まるまでは
飲む気がしませんでした。

それくらい、本当に痛いのです。


なにかの動画で言ってましたが。

風が吹いただけで痛いから通風…
それは嘘だ。

風が吹かなくても痛い、と。


その意味が!
「言葉」でなく
「体」で理解できた!





歩く・立つという動作では、絶対に
足を地面につくのです。

体重が足に乗るのです。

一瞬とはいえ、全体重が炎症患部に
乗るのです。

そんな、自ら痛みに飛び込んでいく
行為を何度も繰り返すのを「歩く」
と言うのです。


苦行。





少し炎症が治まっても、また無理を
して歩くから。

すぐ悪化するのです。

パンパンに足が腫れるのです。

その腫れた足を硬い靴に押し込み、
体重をかける「歩く」という行為を
繰り返して「働く」のです。

通風なんぞでは休めないのです。


地獄。





あんな日々はもう二度とゴメンなの
です。

その為なら禁酒も厭わないのです。


最近のノンアルは美味しいのです。

ホント遜色ない感じ。

「飲んだ感」があるのです。

「我慢感」がないのです。

お酒くらいしか悪い食習慣がないの
で、これで更に健康になるのです。


食事と心身のお話。

人は食べたもので体が作られる。

当たり前のお話です。

私のこの体の痛みも、食べたものの
せいなのです。


それは心も同じ。

心の感じ方も食べ物の影響を受ける
と思うのです。

それを感じたのはちょっと前の事。


30代、私はひたすらにネガティブ
思考に支配されていたと感じている
のです。

将来への不安、無力感、もうなにも
かも投げ出したい、終わらせたい…

人生が終わるのを何よりも望む…

そんな時期を経験するのもまた人生
ということで、後悔はないのです。





本当に死んじゃったりせずに、闇を
乗り越えて人生やりなおせたら、の
話ですけどね。


ですが。

食事がきちんとしていたら、もしか
するとそんな時期もなかったのでは
ないのかも知れない…


そんな事も思うのです。


その頃はかなり荒んだ食生活でした
からね。

お菓子に惣菜、お酒にカップラ。

ストレス解消にと七味をドバーッと
かけたりしてました。


朝は食パン1枚、昼は少量の炒飯。

夕飯にストロングと肉、締めに辛い
ラーメンを食べ、日付が変わるまで
ネトゲ。


どこから栄養を得ていたのか。

どこからも無かったのです。





そりゃ体も心も荒むのです。


時は過ぎ、今の40代。

お酒は続けていたせいで、通風に
なっちゃいましたが。

それ以外の食生活はそこそこ気に
していたおかげか。

メンタルは落ち着きました。


朝は納豆ご飯目玉焼き味噌汁。
昼はおにぎりか炒飯でパワーを。
夜はインスタントかパン…これは
仕方がないのです。

長い勤務の夕飯、家から持参では
傷んじゃいますし、調理が不要な
食べ物というと限られるのです。


間食控えめにしてトマトジュース&
リンゴ酢ジュース&野菜ジュースを
飲むようにして。

あとは肝臓エキスとビタミン剤。
ビオフェルミンとDHA。


ほんと、たまの飲酒くらいしか悪い
ところのない食事なのです。

なんで通風になったかわからない位
今の生活でできる目一杯の健康的な
食事のはずなのです。


それを裏付けるくらい、メンタルは
今絶好調なのです。

激しい喜びはいらない、そのかわり
深い絶望もない。





ただ生きているだけで、ほどほどの
幸せを感じているのです。

これは食生活を見直したおかげだと
思っています。

食事というか、体に摂るもので身も
心も、健康にも荒廃にも向かうのだ
と思うのです。


ウチの後輩くんのお話。

ウチの職場の若手くん、ファースト
フードやエナドリばかりの食生活を
しているようで。

だからか、メンタルがネガティブに
なっているのだと思うのです。

荒廃くんなのです。

疲れた→辞めたい→死にたいの三連
コンボなのです。





体もあちこち痛いとか言っているの
です。

仕事のせいもあるでしょうけれど、
それに耐えられる食生活をしてない
のです。


やっぱり、食べてるもので体と心が
作られるのだろうなと思うのです。

食事をおろそかにせずにね!





理解のお話。

今回、私は当初、この痛みの原因を
「外反母趾」だと思ったのでした。

きつい靴や立ち仕事などで足の指に
負担がかかり、親指が外側に向いて
しびれや痛みが生じる症状です。





実際、私の足は曲がり傾向にあるの
です。

扁平足も原因になり得るとか。

革靴と受付・巡回業務が原因で発症
したと思っていたのでした。


何となくですが、痛みの理由がそう
いう仕事や身体によるものとなると
「しょうがない」感じになります。

でも通風だと「自分のせい」みたく
みられがちなのです。

食べ過ぎ飲み過ぎ、食生活が原因と
言えるものですからね。


どちらも同じ足の痛みで生活に支障
あるというのには変わりないのに。

前述の通り、いちおう食生活に気を
つけていてはいたのに。

理解や偏見で苦痛を軽くみられがち
なのです。


これ、うつ病や女性の生理などにも
言える事かと思われます。

異性目線。

同性でも、症状の度合いが違う。

外傷のない辛さ。

そんな状況だと、他者からの理解は
得難いのです。


特に生理は、同じ女性でも、すぐに
症状が治まる方もいれば、ひと月の
半分も痛みが続く方もいるとか。

しらんけど。


症状の軽い女性から見たら、症状が
重くて辛いと訴える女性の事を、
「甘え」「痛いフリだ」などと見て
しまう事があるそうです。

そんなお話を紹介してくれた漫画を
以前見たことがあります。





https://omocoro.jp/matome/113450/


これは通風にも、生理にも関わらず
なのですけれどもね。

他人の苦しみなんか本当にわかって
あげられるわけがないのです。


まあ、私の場合。

通風という自分の食生活が理由の病
だったとしても。

その苦しむ姿があまりにアワレで、
皆さんだいぶ優しかったのです。


盛りの痛みのときは、その優しさを
遠慮する余裕などなかったのです。

だいぶ甘えちゃいました。


病気になると病気じゃない時の
ハッピーを知る事ができるのです。

今回の通風(ハッピー)、忘れちゃ
いけないのです。