勝てば官軍 | 花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

花鳥風月晴耕雨読~めざせアーリーリタイア、めざせ好々爺~

旧タイトル「34歳、無職です。」
→「東証一部上場企業の製品設計が最低賃金の警備員になった件」

50代で早期退職して、花鳥風月を
愛でて、晴耕雨読な余生を満喫する
事をめざすブログ。

世の中、勝ったもん勝ち。

生きたもん勝ち、生きてるもん勝ち。

席を譲らなかった者勝ちと思うお話。


小泉のせがれこと小泉進次郎氏。

この度、総理大臣に立候補したとの
事で、記者会見をされていました。

そこで、とある記者から
「あなたは知能が低いが大丈夫か?」
(要約)と問われた所、一笑に付して
サラリとやりすごしていたのでした。


進次郎氏を「レベル低い」という人に
伝えたいこと
記者からの「失礼質問」で
"好感度爆上げ"の巧みさ
https://toyokeizai.net/articles/-/825812?display=b


それどころか、うまく記者に名前を
言わせたようなのです。





案の定、これで記者に注目が集まって

「記者のレベルが低い」
「侮辱罪では?」
「仕込み、さくらかと思った」

等とボロボロの言われようで、記者に
対してヘイトが向けられる形となった
のです。


記者「知能が低いと国際会議で
恥をかきますよ」
小泉進次郎「お前の名前、
覚えとくわ(ビキビキ)」
http://workingnews117.com/blog-entry-19414.html


対して、進次郎氏の株は急上昇。

ここでカッカして暴言でも吐こうもの
なら、ほら見たと揚げ足取りのネタに
されること間違いなしなのです。

こういう場の対処のうまさが重なって
今の彼の評価、ポストになっているの
かと思うのです。


ネットでは、発言の一部を茶化して、
おとぼけキャラのように扱われている
のですが。

本当にただのおとぼけだけであれば、
今こうして総理候補になどならないし
なれないのです。


ネットの揶揄も記者の暴言もサラッと
やり過ごし、自分の立ち位置、立場、
居場所を守り続ける。

社会人としてはそれが勝利なのです。

勝てば官軍。

勝ち続けられば総理大臣。


一時の感情に振り回されて立ち位置を
見失い、立つ瀬がなくなり、文字通り
立場を無くすなど、愚か者のする行い
なのです。

怒号や暴言でその場の相手を黙らせた
としても、その後の事を考えられない
ようでは。

そんな体たらくでは、遅かれ早かれ
失脚する未来が待っているのです。





Xでのとあるご意見。

 「知的レベルの低さで
恥をかくのでは?」

 という失礼な質問を
 笑顔で聞き流すだけでなく、
 しれっと名前を聞き直して
 メディアに質問者の名前を流す
 小泉進次郎

 ブチ切れるだけの河野太郎や
 蓮舫なんかよりずっと頭が
 良くみえるが

https://x.com/kohtown1/status/1831932543643611542


 少なくとも、兵庫県知事でも
 話題になっていますが、上の世代に
 欠けてるアンガーマネジメントに
 ついては完璧ですよね。

https://x.com/yelldevi/status/1832199843533746288


対する記者の方もそう。

これで「うわぁ~ネットで叩かれてる
よぉ~もう記者やってられないわ~」
なんて思うタマなら、そもそも総理の
候補に質問できるような仕事は回って
こない、務まらないのです。

むしろ「ほらオレの質問がバズってる
こういう回答を引き出すのが腕のある
記者の仕事なんだよ」位に思っている
ご様子なのです。


「知的レベルが低い」
小泉進次郎氏に“爆弾質問”した
ジャーナリストを直撃…
若きサラブレッドの綺麗すぎる
返答には「気持ち悪い」と激辛
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5598de2ed6079bba65c4c9135312ce47f1ee0a1


そういう輩が生き残っていくのです。


細かい事にクヨクヨして。
人の目気にしてナヨナヨして。

義理だモラルだ常識だと。

仕事に関係のない所でウダウダして
一人勝手に疲弊していくようなのは
主力には成れずに弾かれていく運命
なのです。


セクシー大臣のお話はここまで。

お次はセクシー出版のお話。


先日とある動画を観ました。

ニコニコ動画に投稿された解説動画で
セクシー田中さん事件について説明を
されていたのですが。


調査報告書を読もう
~日本テレビ・小学館~
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44005140?playlist=eyJ0eXBlIjoic2VhcmNoIiwiY29udGV4dCI6eyJrZXl3b3JkIjoiXHUzMGJiXHUzMGFmXHUzMGI3XHUzMGZjXHU3NTMwXHU0ZTJkXHUzMDU1XHUzMDkzIiwic29ydEtleSI6Imxhc3RDb21tZW50VGltZSIsInNvcnRPcmRlciI6ImRlc2MiLCJwYWdlIjoxLCJwYWdlU2l6ZSI6MzJ9fQ&ss_pos=1&ss_id=80cf2a33-f4d3-454c-b69a-00e27b597c24


事件についての詳細は割愛。

ざっくり要約すると、人気コミックの
実写ドラマ化にあたり、ドラマの制作
サイドと原作者との間にすれ違いが
生じ、諸々ドラマサイド側の不誠実な
対応の結果、原作者が自殺したという
事件です。


そこまでの事が起こってなお、テレビ
局職員へのアンケートの中には、

「これで怖がってちゃいけない」
「怖がってちゃ面白い物が出来ない」

のような意見もあったとか。

結局、この件について何らかの裁きを
受けた人はいなさそうなのです。


細かい事に執着して、それが満たされ
ない事、誰からも自分の気持ちを配慮
されない事に悩み、一人亡くなられた
原作者が報われないのです。

死人に口なし、一人負けなのです。


死に対する報いなんて無いのです。

生者からの「死んでカワイソー」が
慰めの弔いになるのならどうぞどうぞ
なのですが。

そんなものが何になるというのです。


テレビ局側のドラマ制作陣の、図太く
生きてる者がそのまま生き残り続ける
のです。

中には幻滅したりここにはいられない
と思い込んで退職した職員もいるかも
知れませんけどね。

その人は敗者なのです。

下手な正義感に苛まれてたり、頼まれ
てもないのに責任を感じたりしてたら
自分の職を失うだけなのです。

食い扶持を失うだけなのです。


ネットの隅で実写化嫌いの漫画好きが
ブーブー言うだけに留まっている感じ
なのです。

その者たちも敗者なのです。

楽しみを得るための娯楽の話題で心を
痛めてしまっているのです。

自分に関係も被害もない所で無意味な
心の消耗、動揺を生んでいるのです。


多少厚かましい位、図太い位でないと
この世、この社会で生きていく事など
出来ないのです。

勝ったもん勝ち。
生きたもん勝ち。


パワハラ知事のお話。

未だ冷めやらぬ、兵庫県知事のお話。

もはや「兵庫県知事」が蔑称になって
いる感がある位なのです。


Xでも半分ネタとして語られているの
ですが。

先の進次郎氏への侮辱質問について
「進次郎だったからよかったものの、
兵庫県知事にそんな言い方したのなら
パワハラされるぞ」
とか茶化されたり。


先日、林官房長官がエレベーターに
閉じ込められる事件が起きましたが。


官房長官
官邸のエレベーターに約30分間
閉じ込められ閣議欠席
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574271000.html


その件でも
「これが兵庫県知事ならえらい事だ」
みたいな。

官房長官はいいけどあの兵庫県知事を
閉じ込めなんかしたら怒鳴り散らす…
官房長官よりオオゴトになるよ、てな
共通認識が完成されているのです。

彼の人間性を茶化す事が、ネタとして
通じる様になったのです。


そんな中でも、まだ彼は知事の役職を
続投する意向だとか。


兵庫県 斎藤知事“県民から付託”
辞職しない考え重ねて示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014578961000.html


もう、一周まわって有能なのかも、と
思えて来ています。


これほどまで内外から悪評が挙がって
いるにも関わらず。

まだそこに居たいと思える。

その胆力たるや、鋼です。


身内から内部告発されて。
そいつを探し出して処罰して。
そんで自殺したのにも関わらず。
「私は悪くないから辞めもしない」を
貫いているのです。


斎藤元彦兵庫県知事は何をした?
パワハラ疑惑と職員死亡事件の真相と
今後の展望を解説!
https://linosy.com/hyougokenchiji-nanishita


副知事ですら責任を取って辞任すると
言っているのに。


“知事にパワハラ疑い”
文書問題 兵庫 副知事が辞職意向
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240712/k10014509571000.html


これほどまで四面楚歌なのに。

何が彼を支えているのでしょうかね。


常人なら、とうに耐えきれないだろう
状況なのです。

むしろ知事が自殺しないか心配になる
くらいなのです。


が。

そこをシレッとした顔で辞めませんと
言って居座り続けられる人が勝ちなの
です。

折れたもん負け。
残ったもん勝ち。

勝てば官僚なのです。


私のお話。

私は2つの会社と1つの団体を辞めて
今の人生を生きていますが。

その会社も、その団体も。

私が退いた後も普通に活動し続けてる
のでしょう。


当然です。

私がいなければ回らない…なんて事は
ないのです。

ちょっと艱難辛苦を味わったからって
そこから逃げたいと思う様な輩が一人
消えたところで。

全体の活動に支障などあるわけがない
のです。


ただ、私という存在が、負けて消えた
だけなのです。

私の心が弱かったばかりに。

私の能力が低かったばかりに。


ただ、死にきるほどに思い詰めたり、
やりきるほどに行動力が、能力がない
事が幸いしてまだ生きているのです。

半端モンで良かったなぁ、なのです。

半端モンでも生きたら勝ちなのです。


今日のまとめ。


日本には古来より
「雄弁は銀、沈黙は金」
という名台詞があるのです。

イギリスの方の言葉だそうですがね。


ウィキペディア 雄弁は銀、沈黙は金
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%84%E5%BC%81%E3%81%AF%E9%8A%80%E3%80%81%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AF%E9%87%91


個人的な考え方ですが、無理やりもう
1つ付け加えるとすれば。

「不満は銅」

だと私は考えているのです。


率先して何かを進めたり、責任を持つ
というのはどんな事でも大変なもの。

四の五の理屈をこねず進める実行力を
示す、力がある事は黄金なのです。

理想論を語っているだけでは、ひとつ
格の下がるイブシ銀なのです。

何の役にも立たん不平不満愚痴ばかり
言っている輩は赤錆びた銅なのです。


銅の輩は精神が敗北しているのです。

死んでるようなものなのです。

いない方がいい位なのです。

負けて死ねなのです。





そんな輩に消耗して逃げたり辞めたり
死んだりしたら、それこそ敗北です。

そんな錆び錆びの銅の精神に屈しちゃ
いかんのです。


無論、そんな錆びついた心になるのも
あっちゃあならん事なのです。

無駄に他人に口出しする暇があったら
黙って自分の人生を生きろなのです。


もうひとつ。

日本には古来より
「勝は生、敗は灰」
という名台詞があるのです。





生ききった者が勝者なのです。

生きる事、そこに在る事を諦めた者が
敗者であり、灰になるのです。


生きれ!!