禁忌のお話。
禁忌といえば近畿財務局なのです。
部下に負荷の大きい仕事と責任をかぶせ
問題が起きても上の人間が責任を取らず
上の人間は他人が死んでも素知らぬ顔で
罪の心を持つ人間が潰れて消えて行く…
それがこの世の摂理なのです。
しかたないわね。
時代により、環境により、求められる
強さってのは違うものです。
気温に対してだったり、武力だったり。
今の時代はそういう人間関係や人の上に
立てるかどうか、重圧を乗り越えられる
か。
そんな所が、自分の種、自分の家庭を、
自分の人生を維持できるかどうかの強さ
って事です。
自殺した近畿財務局のお方も、私も。
今の世界においては「弱者」だっただけ
なのです。
上司になれない、会社で幅を利かせられ
ないタイプだったのです。
ほどなく、38歳にして再び無職になる
予定です。
私のHSPは思いの外重症のようです。
もうホント人間と一切関わり合いたく
ない位なのです。
とはいえ、人の意思が嫌いなわけでは
なく、人の考えを見聞きする事は楽しい
ものなのです。
チャットやネトゲ位なのがちょうどよい
ので、直に会って話をするのはいまでも
大嫌いですがね。
残りの人生、ずっと引きこもりたいので
すが、そうも言ってられません。
お金を稼がねばなのです。
パートでも良いから、責任や判断を求め
られない仕事に就きましょう。
そんな無職(予定)オジサン、お金の
かからない趣味を探しているところなの
です。
お金を節約したり稼ぐ方法も探してるの
ですけどもね。
FXって何かね?
無限大の超電導パワーかね?
情報収集、就職活動としてPCスマホは
不可欠ですので、今の所はそれらを使用
した暇つぶし、動画やネットサーフィン
を愛好しております。
そんな中、よい作品に出会いまして。
「NG」てホラー作品があるのです。
私が観たのはるゲームのプレイ動画です
が、ネットで前日譚が公開されておりま
した。
プレイ動画の方も上手い魅せ方をして
くれておりまして、大変楽しく観させて
いただきました。
前日譚はそれを更に理解を深めさせて
くれる、良い文章でした。
じっくり読まずとも話はわかるし、流し
読みしても1ストーリー15分位で読め
るかと思います。
お手軽で短時間で世界に引き込まれる、
良い年末年始の時間つぶしになりました
…が。
少しだけ不満を述べるとすると、恐怖と
いうか、ストーリーのキモになる部分に
「女性が傷つけられる」事が多いような
気がするのです。
普通の生活をしている無垢な少女が…
普通の母親を目指す優しい女性が…
下卑た思想により儚い命を散らす…
悲しいですね。
悲しいのです。
強制的に悲しくさせられるのです。
良く言えば王道、悪く言えばベタ。
ありきたり、お涙頂戴…
時代劇のストーリーのように、村娘が
手篭めにされて仕事人が動けばOK。
水戸黄門の印籠のように、出せばOK。
あとは勝つだけ。
そのネタで話を作れば、どんな展開でも
どんな表現でも心を打つ。
そんな強い「武器」のような気がするの
です。
女の涙は武器なんていう言葉もあります
しね。
この手の武器を使っても、面白い作品に
できたら、良い作品になるのなら…
勝てば官軍なのでしょうけども…
やっぱり私はちょっと引っかかってしま
うのです。
いやな言い方ですが、話が作り込まれて
いようといまいと、それっぽい事を起こ
して、強制的に風呂敷を畳める方法。
それっぽい事が起きたように思わせる
方法。
それの1つが「女性が傷つく」だと思う
のですよ。
村娘が悲しんだ→悪者を倒しに行こう!
道中で味方の女が傷ついた→許さん!
実は悪者も悲しい女性でした→悲しいね
ちゃんちゃん、みたいな。
推理モノ、探偵モノでもあります。
「ノックスの十戒」ていうんですが。
詳細は各自お調べください。
…と言っても丸投げだとお話が続かない
ので、例題をお話しますと。
事件の犯人として怪しい人間がいるが、
トリックの説明がつかない。
そうやって読者の興味をひきつけておき
ながら…。
「犯人は超能力者で、不可思議な魔力で
殺害したのである」
(第5項の違反)
「探偵もその能力を持っていて、力の
発動を感知する能力がある」
(第2項の違反)
てな結末を、説明や伏線なく最後の最後
持ってくる
(第8項の違反)
と言った感じです。
「推理という、作品の醍醐味の部分を、
訳のわからない方法でごまかすんじゃ
ないぞ。
これらの方法は代表的な悪手だぞ。」
それがノックスの十戒なのです。
この考え方、少年漫画でも用意できるの
ではないでしょうか。
1.最後の敵に肉親を用いてはならない
用いる場合は序盤で説明を行うこと
2.理由や経緯なく、主人公に異性から
好意をもたれる特性を与えてはなら
ない
3.理由や経緯なく、主人公に未知の力
を発動させてはならない
(発動させる場合は修行や血族など
読者に情報を与えねばならない)
4.「死者が蘇る機能」を物語の目的
以外に与えてはならない
(戦死者を無尽蔵に生き返らせては
ならない、戦死と復活を繰り返さ
せてはならない)
5.金銭的に万能な者を物語の主要人物
としてはならない
(生徒会長、○○財閥の令嬢等)
…みたいな感じでしょうかね。
6項以降は各自で考えてみてください。
言い換えれば
「類似作品の黎明期によくあった設定」
「安直に意外性や展開を与える方法」
「読者に対してフェアじゃない伏線」
みたいなものです。
ホラー作品で言うと、どんなのが考えら
れますでしょうかね。
1.眼窩が真っ黒なキャラを出しては
ならない
2.大きな音量の叫び声、破壊音などを
唐突に用いる事で恐怖を演出しては
ならない
3.超常現象の元凶に無念の女性を用い
てはならない
(子を失う、強姦、拷問等)
4.超常現象からのメッセージを現代の
通信機器を用いて受信してはならな
い
5.物語の真相が一部だけ記された記録
媒体を用いてはならない
(血で滲んだメモ、話の途中で切れ
る電話など)
…みたいな感じでしょうかね。
6項以降は各自で考えてみてください。
揚げ足取りとも言えるかも知れません。
でも、だからこそ…
取る揚げ足すらない仕事を、プロには
して欲しいのです。
例えば「絶品レシピ」なんて謳い文句を
掲げておりながら、味付けが塩コショウ
醤油を適量、みたいなものだったり。
シェフのこだわりが「予め入れ物も温め
ておく」程度だったり。
「意外かも知れませんが、マヨネーズで
グッと味が」とかだったり。
プロが出てきて「それ?」みいな結論を
持ってこないで欲しいのです。
逆に言うと、プロじゃなくても出来る、
素人でも詰め込んだだけで美味しくなる
ような要素は、なるべく避けて欲しいの
です。
かつてソードマスターヤマトという作品
…じゃないや。
作品は「ギャグマンガ日和」でしたね。
家族が魔王にさらわれている。
魔王には四天王がいる。
四天王の一人は一度倒しただけでは倒れ
ない。
それでも四天王の中で最弱。
ありがちな設定です。
ありがちすぎて打ち切られる、という
ネタの漫画です。
ソードマスターヤマトは素人作品として
作中で描かれてますけど、ギャグマンガ
日和は語り継がれる名作です。
ソードマスターヤマト回は伝説です。
念の為。
結論。
「NG」も素人作品ではありません。
これも念の為。
ここに挙げた、いかにもな要素は見られ
ますけども、それ「だけ」で終わるもの
ではなく。
練られた伏線や展開があるのです。
設定や演出にほんのちょっぴり嫌味を
つけただけで、最近のプロジェクトの中
では注目を集める話題作なのです。
エクスペリエンスがお贈りする
“心霊ホラー”シリーズ第3弾。
『死印』『NG』に続く、最新作
『シビトマギレ(仮)』
クラウドファンディングプロジェクト
目標金額の1,500万円を達成することが
できました。
誠にありがとうございます。
https://camp-fire.jp/projects/view/207754
「死印」の方の動画、これから観ます。
ゲームは買わないけれどもね!