星界神話もラテールもメンテ休みになって
しまい、ヒマになってしまいました。
職業訓練が始まってるので、今後はヒマな
時なんて数えるほどしかないのです。
今がそのヒマな時なのでしょうね。
いつもどおりの持論日記を書いておく事に
するのですよ。
ヒマなうちにね。
私はデジタルチックな職業訓練に応募しま
した。
経歴も趣味も考え方も、理系なのです。
むしろここじゃない訓練を受けようとした
時に説明できる志望動機をがないのです。
こういう系列の仕事というか道というか。
今から理容美容の類に行きます、っつって
セルフカットでザンギリ頭のヤツが来たら
本当にオシャレを創る道に興味があるか、
疑わしいってものですもんね。
「髪なんて生えてて長くなきゃいいでしょ
…んでお客さんどうします?」なんて散髪
屋さん、イヤですものね。
私みたいな、電気系以外の興味が致命的に
薄い人間が重宝される時代になってくれて
非常に有難いところなのです。
理屈しか武器のないピーキーな私が、生活
苦にならない社会なのです。
むしろ支援してくれるんですからね。
んで。
今日はそんなデジタル・PC・ネットの類
が普及したことによる影響がどんなものか
いろんな分野で考えてみたのですよ。
あくまで素人の思い込みですから、本当の
その業種の方からすれば的外れもいいとこ
かも知れません。
それでも、「こういう業種はこういう状況
ならこういう結果が得られるのでは」と
理論的に想定をすることは、いろんな仕事
でお役立ちすると思うのです。
それが理屈なのです。
んでは、功罪の「功」が大きい順にご紹介
するのですよ。
(1)ゲーム
一番恩恵を受けているのは、やはりこの
業界だと思うのです。
ハードウェアのスペックは向上し続けて、
小型化や省エネ、コスト削減も相まって、
常に新しい話題が提供されています。
ソフト面でもCG技術の向上と一般化で、
個人作成フリーゲームでもすごいレベルで
す。
更にネットが普及してネトゲが生まれたり
スマホが普及してソシャゲが生まれたり。
不具合があってもパッチ修正できたり。
アップデートで新要素を追加できたり。
ダウンロードコンテンツなんて新しい稼ぎ
頭が生まれたり。
古いゲームにシェアが奪われないどころか
古いゲームのソシャゲ化なんかで更に勢い
づいているのではないでしょうか。
据え置き機や大手メーカーの不振とか、
開発費の高騰なんて逆風もあるでしょうが
一般人から見た「ゲーム」は今でも話題の
種、遊びの素だと思います。
ポケモンGOなんてのも出ましたし。
スマホの舞台でもゲームここにありです。
(2)アニメ
ゲームほどではないにしても、アニメも
十分デジタルを活用してると思います。
デジタル彩色でアニメ制作が容易になった
でしょうし、修正・配信も楽になったで
しょう。
ニコ動みたいな無料配信やコメントによる
ツッコミで非オタクにも馴染みやすくなり
ましたし、ネットで話題になって見始める
ようなユーザーも出たでしょう。
進撃の巨人とか。
ネット通販でDVD購入がしやすくなった
り特典がついたり、購入組にもお得です。
ま、違法アップロードという強大な敵が
生まれたのは痛いでしょうけどもね。
(3)マンガ
マンガとアニメは似たような部分で利点が
あると思います。
ペンタブレットの進化でデジタルコミック
が一般人でも描画出来るようになりました
…不肖、私もアマチュア絵描きです。
ですが、そうやってマンガの裾野が広がっ
た分、本来の雑誌マンガ業界や漫画家さん
が衰退しちゃった感があるのです。
ゴハン時とか順番待ちとか通勤中とか、
ちょっとした時間を潰すのにちょうど良い
マンガにとって変わって、ゲームや動画に
加え、SNSなんかも生まれて来ました。
ネットコミック、デジタル書籍なんてので
挽回しようとしてたようですが、イマイチ
効果がないように思います。
雑誌やコミックスのマンガをそのままオン
ライン配信するのであれば、デジタルに
流れた分、雑誌の売上は減るでしょう。
ピクシブやツイッターに公開されるような
ホントちょっとした4コママンガみたいな
のでいいや、って人もいるんじゃないで
しょうかね。
私とか。
(4)音楽
DTMとかボーカロイドとか、新しい音楽
文化が一般に普及したのはいいのですが。
結局、歌手のCDやライブにお金を払って
くれなきゃお仕事にならないですものね。
音楽「業界」としては苦しいでしょうね。
そりゃあジャスラックさんもピリピリする
でしょうね。
SNSでバンドさんを知ったり、ファン
同士で交流出来たり、ユーザー側では活用
してそうですけども。
ライブにも来てくれる人は、ネット文化に
関係なく来てくれるでしょうから、あまり
デジタル文化の恩恵はなさそうです。
i-tuneが数少ない成功例でしょうかね。
ダウンロード数や再生数でどこの国でどれ
くらい人気があったかとかの集計も出たり
しますし。
でもyoutubeでいいや、youtubeでしか聴か
ないけどファンです、みたいな人も出たり
まさに功罪アリってとこですかね。
そもそも、もう「歌」自体、目新しさが
無いと思うのです。
愛だの失恋だの卒業だの、内容や曲調は
もはやロゴデザインのように、ゴマンと
ある、似たようなものがあると思います。
もっとも、多感な時代に出始めた曲を普通
思い出の曲になるでしょうから。
常に新しい需要は出るでしょう。
ただ、そこをオンラインとかデジタルを
活用して客層や話題を増やすということは
出来ていない感じですね。
(5)映画
こちらはかなりの大打撃でしょうね。
話題作をすぐ観たい!って人はいいでしょ
うけど、そうまでして見ないよ、って人は
オンライン配信やDVD化を待つのでは
ないでしょうか。
そうまでしなくても、今では手軽な娯楽が
たくさんです。
映画はお金や時間がかかるわりに見返りの
少ない娯楽だと思うのです。
ジブリの勢いがかなり減速した感じですが
CGアニメが流行っているようですね。
でもそれじゃあ、演技する俳優さんには
お給金が支払われません。
3D何とかとか、風とか水とか出たり、
座席が動いたりするギミックがウリの映画
館があったりするようですね。
でもそれじゃあ、古くからある普通の映画
館にはお客さん行きませんよね。
総改修でもすれば別なんですけど、地方の
寂れた映画館がそれを導入しただけで採算
取れる大成功に繋がるとは思えません。
映画の質を見ても、話題性のある若手では
演技に難があったり、ベテランを出したら
あの頃に比べて…とか、まだこの人頼りな
の?と思われたり…。
あの作品と似てるとか、またこのパターン
かとかと、ネットで叩かれたり。
あるいは昔の作品がデジタルで見続けられ
る事で、いつまでもライバルになることも
あります。
映画「業界」…映画館経営者や俳優さんに
とってはかなりの向かい風でしょうね。
(6)テレビ
こちらは致命的だと思います。
そもそもテレビは「なんとなく見てる」で
見てた人が大半だったでしょう。
是が非でもテレビじゃなきゃ!ってな人は
わずかだと思うのです。
そこに上述の娯楽が台頭してきて、明確に
やりたいことが出来てきてるんだと思いま
す。
テレビを見てるより面白いものが出てきて
いるのに、テレビは何も変わらず、今も
昭和のままのテレビのやり方なのです。
「あの頃のほうが面白かった」なんて、
昔の思い出と比べられたり、ネットが批判
の温床になってるのではないでしょうか。
むしろ「ネットで話題の」というのをテレ
ビで流したり、ネットで関係者の不祥事や
不用意な発言が広まったり。
今ではニュースもネットの方が早い位です
からね。
テレビ番組の違法アップロードという、
デメリットだけが生じてるのではないで
しょうかね。
芸能人のSNSも、迂闊な発言で炎上した
りと、「テレビを楽しむ」から離れた形で
話題になってる感じです。
もはやテレビが話題を創るのではなく、
話題をテレビで放送する…ことすら、
ネットに先を越されているのではないで
しょうか。
世間に波を起こしていた昔のテレビは今、
ネットという波に翻弄されている…とか
利いたふうな口をきいてみました。
いかがですかね。
デジタル、オンラインの恩恵が大きい順に
状況を分析してみました。
お菓子業界とか惣菜屋みたいな胃袋に関係
するトコロはネットの影響は無縁でしょう
けどもね。
動物業界とか、あるいは冒頭に例として
上げたヘアアレンジ業界とか。
ネットを口コミに使うという程度で活用は
しているでしょうけれも。
的外れ?
ごぬんね。