9c9db6b1.jpg今日、加賀屋の料理長に直接電話して何とかアポイント入れました。今週土曜日の午後です。加賀屋は前にblogでも書いた辻口パティシエがプロデュースする「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」をグループ傘下に入れており、既にこちらが提案しようとしていた「柿ジェラート」を出しているとの事。台湾人が多く宿泊されるとのことで、うちの店でも台湾人のお客様がいらっしゃると必ず「柿ジェラート」を食べていかれ絶賛されています。加賀屋の専務が能登空港で講演された際にも台湾人のお客様が多い事に触れていた事も話しに織り交ぜ、是非試食だけでもお願いしますと粘っていましたら、会う事すら難しかったのですが、「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」のパティシエも入れて試食会をしてくれる事になりました。ちょっと強引にアポを取り付けましたが、お会いしていただけるからにはしっかり売り込んできます。
野々市店のジェラートショーケースの蛍光灯がずっと点灯しなかったので、蛍光灯をイタリアから取り寄せ、技術部のイタリア人が来られ、本格的な修理になりました。一応は直りまして、ジェラート商材の色見をきちんと表現できるようになりました。使用しているジェラートマシーンが海外のものだと、取り寄せに時間とお金がとんでもなくかかり、維持とメンテナンスが大変です。。
午後からデザイナーと打ち合わせ。3月後半から全面リニューアルオープンするホームページのショッピングサイトについて。ちらっと作っている段階のものを拝見しましたが、なかなか凝っていて個人が見ても法人企業が見ても、ジェラートに関する知識も深まり、製造販売を一貫している会社の強みが出ているサイトになってきています。web発注の煩わしさをできるだけ省力化してあり、クレジット決済にも対応できるようにしてあります。より洗練されたトータルデザインになります。全体的に「和」のテイストを利かせ始めたのが今までより新しいかも知れません。将来のブランドイメージ確立を見据えた一歩手前の段階にいよいよ入ります。
また、先の「マルガーボール(仮称)」も、こちらのweb限定商品にしてしまい、3月のリニューアル特別記念品という打ち出し方になります。初回は200セットを売切れ次第終了という形で試験販売してみます。明日はそのハコの製作をお願いする業者にサンプル品と合わせて、大まかなデザインをお願いします。包装パターンは、輪島の「漆(うるし)」のイメージでいきます。漆の質感、色合いをお願いし、出来上がるサンプル品を見て、箔押しの印字がいいのか、シールにしてしまうのか、Logoに考えている「家紋」をモチーフにしたデザインをどの部分に落とし込むのかを決定します。明日お会いするのは県内の山中町にある、オリジナル段ボールを取り扱う有限会社北一紙器の専務さんです。あとジェラートを包む球モナカは、今日加賀種さんに連絡して他にも様々な色があるとの事でサンプル品を手配しました。
明日はまた、「天然温泉・極楽湯」の金沢野々市店にカップジェラートの委託販売の件について営業をかけてきます。
webのリニューアルに関しては、僕の中で3店舗目の直営店を構える感覚ですので、3月から一気にことが動き出します。動き出してからバタバタしないように、この期間に詰める箇所は詰めてしまおうと思います。
写真は将来的にまた試験販売を考えている、様々なパターンのモナカです。「壷」「桜」「栗」「城」「灯籠」など古都金澤を連想しやすいおもしろいモチーフのモナカがたくさんありますので、また具体的に、うちのジェラートとコラボレーションさせただけの単純なものではなく、さらにそこから発展のある形にしていこうと思います。殻を破っていくことを繰り返す、この先にあるものをイメージするとワクワクします。
taizo