4300f0de.jpg今日は製造室に閉じこもって試作三昧です。酒粕ジェラートのサンプルを4パターン各20個づつ、梅酒ソルベ4パターン各20個づつをカップ製造。明日、先方に取りにきていただけます。個人的な見解ですが酒粕の方は後味サッパリとしていて後から酒粕が追いかけてくるほのかに香るタイプ、そこに卵黄を加えることによってより素材が主張する酒粕がガツンとくるタイプ、大別するとこの2タイプができましたが、氷室酒との抱き合わせ販売で、40~50代の方が対象になってくると後者の方が喜ばれるかなと。梅酒の方はエキスがやはり未使用だと酸味がきついですね。1番エキスが一番馴染みがある梅酒の味ですが、3番エキスでも十分梅酒の旨みは出てきていました。ちょうど、お店に来てくれた新竪町のオリジナルジュエリーショップ「kiku」のオーナーにも試食していただき意見をいただきました。彼がショップで展開しているワークショップの価格設定について詳しく教えてもらいました。僕も将来的にジェラートのワークショップを始める際に参考になればと。
よく友人からこういった悪天候の時の時間の使い方について聞かれますが、僕はこの試作や新商品開発に充てる時間が有意義であればあるほど、より多くの人に感動を届けられると信じているので自分の中で非常に大切な時間になっています。そしてこの時間の中に生きる力がみなぎっていて、感動を届けるものづくりのコアイメージの源泉のようなものがある気がしています。
taizo