イオングループが展開するFORUSをはじめ金沢駅周辺の開発も急ピッチで進んでいるようです。ビジネスホテルも多く見受けられます。中でも面白いなと思っているホテルが11/1オープンしたばかりの「加賀の湧泉 ホテルドーミーイン金沢」。全国に宿、ビジネスホテル、スパなどを展開する会社ですが、宿泊代は金沢のホテルでは他の競合するビジネスホテルより2000円ほど高めに設定してあります。天然温泉は仰向けになりながら耳元に仕込んである超音波で癒しの音楽を聞かせるというスタイルで話題です。
僕はこうした少しグレードの高いアートを感じるホテルに、ジェラート自販機という提案を仕掛けていこうと考えています。自販機のデザインパッケージは、そのホテル仕様で中のジェラートの種類もホテルオリジナルを定番アイテムに加え1アイテム追加する、そうしたデザインから商品管理全てのものをパッケージ商品化した自販機をホテルの温泉の横やロビー付近に設置することを提案していくとビジネスとして面白いんじゃないかと考えているところです。以前「加賀百万石博」で一緒に出店していた「コーシン」なんかとタイアップして全国のホテルにこれを完全にパッケージ化して仕掛けていくと広がりが出てきますね。
とにかくアイデアが次から次へとフツフツと沸いてきます。こうした全てのアイデアやprojectの共通項は、県外から来られたお客様をどう「もてなす」か。都心部の観光客が古都金沢にどういったものを期待してわざわざ時間とお金を使って来られるのかを真剣に考えると、僕が携わる地場産に徹底的にこだわったスイーツの世界観が広がりを増してくるわけです。しつらえ、もてなし、芸術、デザイン性、音楽、、この要素と、伝統と文化が今も息づく古都金沢の要素が重なるとき、まさにここから新たな価値観の創出が始まるのだと思います。。要は既存のものと既存のものを組み合わせるこちら側のセンス、感性が問われているのかもしれません。僕はこうした角度からもいいものを残しつつ、全国、世界に受け入れられる金沢を創出していくことにアプローチしていきますし僕の大義名分はそこにあります。
いずれにしても全てのキーステーションは東山projectです。
taizo