今日は朝からヘビーな一日になりました。頭も下げてきました。結果本当に多くの人間に支えられていることを自分の身をもって体で感じてきました。何が何でも事を遂行する今の自分の実行力が試されました。この感覚、たまらなく好きです。


各パーツが散らばっていたのがだんだんと一つの案件に集約されていく、そしてそれが価値ある仕事に繋がっていく、、それを毎日この体で自分の経験として取り入れることができているのは幸せなことです。

新しい何かを始める際にいくつかの壁を突破する必要があります。ビジネス全体の進行に合わせてそれらを一つ一つ打破する事が肝要です。
今のところ僕の体験で新しい事を始める際に頭に入れておいた方がよいことで、わかってきていることは、まず現状を把握しそれをすることの必要性を理解する上で、なぜそれが必要なのか?という認識の壁というものがある。
次はその緊急性を理解する上でそれは今すぐ必要なことなのか?という判断の壁がある。
それがそこまで必要なのか?という事業の計画性を理解する上で納得の壁というものがある。
それを進める事でメリットはあるのか?、事業の有効性を理解する上で行動の壁というものがある。
そしていよいよ変革に向けて進めていく際にそれをいつまで続けるのか?という継続の壁というものがある。

僕自身20代の頃と明らかに違ってきているのは物事に対する実行力と全体から見た自分の役割認識の度合いです。
やると自分が言ったからには形になるまでとにかく継続してやり続ける力です。途中の壁や抵抗も結局自分は本当に心の底からやってみたいのかと問われているということですから自身の殻を破る人間成長のキーが実はそこにあるんだと感じています。
また餅は餅屋でという言葉にもあるように信頼のおける各分野のエキスパートが集まったならば、全体事業の流れは把握しつつ任せる勇気を持ち自分がプロジェクトでできる仕事を追及するということに注力すると満足のいく商材開発に入っていけます。

誰かが走っている姿を見て他人事だと捉えるのか、そこから何か重要なメッセージを汲み取るのか、、誰かの受け売りの言葉を借りてくるんじゃなく、自分の経験から人の腹の底にずしんと届くメッセージを享受できるチャンスが実はそこにあるのかも知れません。

今後僕は以下のことを顧客に伝え続けていきたいと思っています。ここで言う顧客とは個人・法人も含めてです。
常に顧客のメリットになるアイデアを提供する、高度な専門知識を持っていることを伝えていく、質を重視し、そこを強調し続ける、顧客のビジネスやライフスタイルを徹底的に理解する、こちらも常に学び成長していることを示し続ける、社内外でもコミュニケーションを密にする、顧客のビジネスやライフステージの一翼を担えるところまで食い込む、世の中の新しい流れに目を向ける、顧客が望んでいることをこちらで勝手に決め付けない、顧客を支援できそうも無いときは正直にそのことを伝える、、
やはり仕事やビジネスに対して真摯に取り組む姿勢と誠意が大切なんだと感じています。
僕はシェア争いや必要以上の規模拡大、品揃え競争はするつもりはありません。

今後僕が作っていくジェラート商材に新たに入ってくるエッセンスの一つに、シーンというのが加わってきます。シーンとは時間帯・場所です。何時に食べて欲しい、使ってほしいのか、何処で使ってほしい、活かしてほしいのか。そこをかなり絞り込んで考えています。

また顧客の視点から徹底的に考えることが大事だと考えています。
ウォークマンが出たとき僕もそのスタイリッシュなアルミボディと多様な機能の虜になったものです。20年ぐらいはその地位は揺るがないだろうと言われてきたが、iPodの出現により一気に形勢がひっくり返りました。
キーワードは顧客の顕在ニーズじゃなく潜在ニーズを掘り起こすということなのかも知れません。

僕自身の中にある冷静と情熱の間でしばらく奮闘してみたいと思います。
taizo