先週から観たいと思っていた、J・エドガーを見てきました。
ポリティカルでシリアスな映画で面白かったのですが、難しい映画でした。
内容についてはフーバーFBI長官の回顧録です。
内容に触れるのであれですが、エリートで仕事に対して完璧でスピードあるフーヴァですが、プライベートでは、極度のマザコンで仕事の邪魔になるから結婚しない【見終わったあとだと、マザコンと同性愛によるものだとわかるのですが】欠陥を持った男として描かれています。
また、アメリカの敵は自分の敵として若かりし頃は正義そのものですが、老成して自分の組織と権威を守るため、自分の敵はアメリカの敵【大統領だとしても】となっていくのが人としての限界も感じました。
【最後の方では回顧録でカッコよく見せるため、事実を曲げていることを指摘されます】
フーヴァという人間らしい部分が見えておもしろかったです。
ちなみにフーヴァ役はディカプリオだったのですが、相方のクレイド役のほうが魅力的でしたね。
【女房役として女性的に描かれていたのでしょう】
ただ、この映画を見て思ったのは、フーヴァを通して現在のアメリカを風刺しているのではないか?とも思いました。
リンドバーグの息子誘拐事件の犯人に関してはなにか冤罪事件のように見える描写でした。
【このへんはウィキペディア等で挙げられている、人種差別を表す描写なのもしれません】
敵に対して、疑わしきは証拠をでっち上げてでも罰する感じはイラク戦争を思い出させます。
そういった部分が見ていて面白い反面、難しい映画という気がしました。
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