恥ずかしながら、白血病が癌だと最近知ったマレです
一昔…いや一時、ドラマや映画で主人公が死んでしまう代表的な病名だったと思う。
『世界の中心で愛を叫ぶ』
このドラマ(映画)もそうだった。
当時、私はなんとなく見ていた。
全部は見なかったけど…
病気で死んでしまうストーリーは、昔から好きではなかった。
感動するとか、純愛だとか、泣けるとか、周りが騒いでも、ひねくれていた私は
『病気で死ぬストーリーなんて泣けるのが当たり前』
だと思っていたし、そういうストーリーで人の涙をそそる映画やドラマは好きじゃなかった。
癌になった。
このタイミングで『セカチュー』の無料配信。
後半だけ観たけど、大泣きした。
涙が止まらなかった。
改めてこのドラマを見て、考えさせられた…
周囲の人間の心情。
恋人、山田孝之の苦しみ。
綾瀬はるかの苦しみとは、また違う苦しみ。
考えさせられた。
癌はドラマや映画で取り上げられる事が多い。
日本に留まらず、海外でもそうだ。
それくらい、癌は世界中で増えている病だ。
でも、私のように実際に自分が癌にならない限り、癌が身近な病気だと真剣にとらえる人は、一体どれくらいいるのだろうか？
癌に限らずだけど…
当事者にならない限り、分からないよね。
ドラマを見てなんとなく、思った。
やっぱり私の場合、周囲に言わなくて良かったと。
なんとなくね…
辛い思いをするのは、本人だけじゃない。
それが分かった。