先週末は佐倉市カフェアインでのツーマンライブイベントを主催させてもらいました。
風の強い中お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
共演は3ピースのバンド”Four Get Me A Nots”からChieさん。
MVを観てみましょう。
あぁ、かっこいいですね。僕の通ってこなかった音楽です。憧れます。
実は普段はめちゃくちゃ控え目で小柄なChieさんが、音楽を纏った瞬間に明らかに変身してます。

まずはChieさんからスタート。
この日は弾き語りスタイル。名曲のカバーからオリジナルまで幅広く織り交ぜながらのステージ。お客さんもじっくり聴き入る時間でした。
この人の声量は半端じゃない。実はマイクのボリュームは僕らの半分くらいに設定されてます。それでも後ろまでしっかり届く。この小さな体に全部響かせて音を届けます。
バトンを受け取ってスタートした後半戦。PoCの50分のステージ。
お客さんの反応も思っていた以上で、とにかく楽しく、スピーディにステージを作れたんじゃないかと思います。
今回の会場の佐倉"cafe EIN"(カフェアイン)は、僕がネットで見つけて突然訪ねました。
駅近で、ガラス張りで開放感があって、雰囲気も入りやすい。そんなところが気になりました。
ライブ開催についてマスターにしっかりお話しせてもらって理解をいただき、さぁことを進めようとした矢先にマスターからメール。
「このライブ、ドリンク無しというわけには行きませんか?」
そんなことは初めて言われました。当然ですが、お店というのはなるべくお客さんにドリンクを注文してもらう方がいいわけです。なぜマスターはそんなことを言い出したのでしょう?
このカフェアイン、コーヒーに対して超本気です。マスターは若くして他のお店にコーヒーについての指導をする立場の方だそうです。
普段から1杯に5分〜10分かけてしっかりコーヒーを淹れるところ、数十人分を開場からの30分では納得の行くものを提供できないという話。なるほど話はわかる。
そこまでおっしゃるなら一度コーヒーをいただいてみようということで、本当にコーヒーを飲むためだけに往復1時間かけて伺いました。
出されたコーヒー。

はい一口で納得。
実は細かい違いがわかる自信は全くありませんでした。それでも確実に違う。
香りや口当たり、舌触り含めて圧倒的に”美味い”。思わず「なんですか!?このコーヒー!?」とマスターに。
結果、飲み物は出してもらうけど、メニューを絞るなどマスターの思うようにやっていただくことにしました。
当日は結局メニューを絞ったはずが、壁にかかる普段のメニュー表を見て様々なオーダーがマスターを襲いました。サービス精神旺盛なマスターは結局できるだけのオーダーに対応。戦場のようになっている喫茶店厨房を始めて見ました。
アンケートではライブもかなりのご好評いただきましたが、それと同じくらい「コーヒーが美味しかった」との感想が見られました。
どんなジャンルでもプロがいて、その中にはさらに一握りの”面倒くさい”プロがいます。
プロと呼ばれる人でも気に留めない所までこだわった仕事を譲らない人間。
ミュージシャンにもそういう人はいます。今回はコーヒー職人でした。
そういう人と仕事ができることは本当に面倒臭くて幸せなことです。
自分の仕事を見つめ直さなきゃいけなくなる機会をいただけます。
Chieさんもそう、マスターもそう。
面倒くさい人たちに囲まれた、素晴らしい1日でした。
明日はアキラと撮影です。