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僕が成田の隣町、印西で育った理由の一つが父の仕事でした。
僕の生まれは神奈川県の鎌倉市。これはちょっと自慢です。なんとなく。
江ノ島のビーチで歩く練習をしていたそうです。洒落てますね。


2歳までしかいなかったらしいので、湘南育ちと言えないところが辛いですが。

 

 

父と母は京都に本社がある化学製品会社で社内結婚。
二人が選んだ街が縁も所縁もないはずの鎌倉。同時に東京支社の海外営業部に移った父は、月の半分以上は日本にいない生活でした。母が「うちは殆ど母子家庭」というくらいです。

赴任でなく出張なので細かく日本と海外を行ったり来たりしていました。
なぜその仕事で鎌倉に住むのか。まぁ成田国際空港までが異常に遠いわけです。


流石に疲れたのか「空港が近い方がいい!」と千葉の我孫子にある社宅に越したのが2歳の時。そして父が印西に家を建てたのが僕が5歳の時でした。

時々成田空港まで父の出国を見送りに行ったりもしました。
子供のことですからね。
父親がどんな仕事をしているのかはよく知らなかったですが、国際便の搭乗に向かうエスカレーターに消えて行く父がかっこよく見えたものです。
成田付近に住んでいると上空をよく飛行機が飛びます。
「あれにお父さん乗ってるかな」と良く見上げてた覚えがあります。

おそらく父のその影響でしょうか。今でも、「飛行機に乗る仕事はかっこいい」というイメージが強烈にあります。なんでしょうか。「股にかけてる」って感じがするんですよね。

 

父の時代とは飛行機の価値も随分変わりました。LCCもできて、気軽に乗れるようになりました。なんなら国内で一番安い移動手段が飛行機だったりすることがあります。
それでも僕は仕事で飛行機に乗るときはめちゃくちゃテンションが上がります。
「あぁ仕事してるなぁ。」って感じがするんです。
空港歩いてるときなんて少し顎引いて背筋が伸びたりします。イキってます。

 

しかし、これだけ日本にミュージシャン、パフォーマーがいる中で、遠方から「MaL、お前ちょっと来てくれ」と遠くの人が呼んでくれるのは本当にありがたいです。
僕が飛行機に乗るときっていうのは、遠くから呼んでいただいたときですから。

やはり嬉しいものです。あちこち飛んでいる時っていうのは、間違いなくその喜びを身にまとってイキってます。


今、PoCではないですが秋の台湾の企画を立てています。
もちろんPoCでも国内外問わず色々行きたいと思ってます。
是非みなさんからお声がかかるのも待っています。

その姿をきっと父も見てくれているはずです。

頑張ります。








あ、父、別に亡くなってないですからね。