こんにちは、そろそろ早起きしたいAruです。

今回のブログは前回に引き続きADHDへの対処…というか僕が今までにやったADHDケアとインターナショナルスクールのADHDへの対応について話していこうかなと思います

 

以前のブログを読んだ方ならご存じかと思いますが僕は小学生の頃にADHDが発覚しその後ADHDの対処を始めたわけですが実際には何をしたのでしょうか?この記事ではそのことについて覚えている範囲で語っていきましょう。

 

結論から言ってしまうと日本のADHDの対応は個人的な観点から見て大いに間違っていると思います。

 

まず病院で検査をしてADHDについて医者と話し合った後確か薬を服用しました。

薬の名前は確か『コンサータ』というものでADHDの原因ともいえる神経伝達物質という神経細胞同士の間で受け取りされる伝達物質がきちんと伝達されるように助ける?薬です。(もうちょっと具体的に説明すると確かADHDの原因は神経細胞に何かしらの不具合があって伝達物質がうまく受け取る側の神経細胞の受容体に届かない→つまりうまく信号が届かないから物事に集中できないというメカニズムです)

図解で説明するとこんな感じです。たとえて言うならバケツレースや伝言ゲームで抜けがあってバケツや伝言がまともに届かないような感じです。

で、コンサータを服用することによって神経細胞の欠けやギャップを埋めてきちんと伝達物質がちゃんと届くようになるという仕組みです。ごく簡単に言うとコンサータを服用することによってADHDが治るというよりADHDの欠点をカバーしているというような感じです。これ一見するとこれを服用すればADHDの困難が解決するように感じますが副作用というものが存在して食欲がなくなったり心臓が弱くなってしまうなどの副作用が存在します。

ちなみにこのコンサータの副作用の影響かマレーシアに行くことが決定したときにこのコンサータを服用することをやめました。

その他に日本で行った通級というのもありました。

確か木曜の午前中に普段行っている学校ではなく別の学校に行き障害による困難を改善・克服するための特別指導を受けていました。指導の内容としては記憶が正しければ個別もしくは少人数のグループで特別な指導を受けました、具体的な内容はもう十年以上前の出来事なのでほぼほぼ忘れてしまいましたがたしかみんなの前で好きなことを発表するといった内容や個別でADHDの生徒に向けた指導を受けたような気がします。

このように両親はADHDの僕に色々やってくれたのですがADHDの僕の成績が根本的に改善することはありませんでした。これはやはりこれらの対処があまり良くなかったからではないのか…と感じずにはいられません。

 

まずコンサータについてですがこれ自体は別に問題はなかったと思います。実際にこの薬を服用したときは副作用こそまぁまぁあったとはいえ普通に授業を受けることが出来ました…が母曰く実は合法的な薬みたいな感じで過剰に摂取してしまうと体に悪影響が存在するというとんでもない事実がありました。そして通級の方は完全に学校をスキップして別の学校に行って特別な授業を受けるというシステムで確か午前中の授業をお休みするという観点から遅れて授業に参加するといったシステムだったので好きな授業があっても受けられないといった大きすぎる欠点が存在しました。(これ多分午後からだったらもうちょっと長く続けられたと思う)しかし何よりも単純に、別々に勉強すると他の人とは違うと感じていて、自分はあまり好きに離れませんでした。先ほどもいったように、日本の学校はADHDの生徒を分けて勉強させ、特殊教育を学ばせようとする傾向がありますが、この考えは完全に間違っていると思います。 私の意見では、ADHD の生徒は教室で他の生徒と同じように通常の勉強をすべきと考えていますが、それはADHD の生徒も他の生徒と同じように勉強する必要があるという意味ではありません。 このブログページで本当に話したいのは、教師、クラス、学校、そして教育システムそのものが、ADHDやその他の発達障害であっても他の人と同じように学べるシステムにアップデートする必要があるということです。当然ADHDやその他の発達障害を持っている方向けの対処は当然必要ですがそれ以前に学校側も根本的に変えないと変わるものも変わらないと考えています。

 

それこそがインターナショナルスクールならではのActive LearningでありCritical Learningといった生徒が積極的に勉強に参加するシステムなのですがそれはまた別のお話。

 

YouTubeの新しい動画もよろしくお願いいたします。

それではまた次のブログで会いましょう。