(まったく発作が訪れず)約3ヶ月が経ち、
あれだけ痛かった時期のことを、
もう一生この痛みを繰り返し
(治まったかと思えば、また次の箇所に
激痛が来るという)ながら
生きていくことになるのだろうと、
だったら、このサディスト(痛風)と
上手く付き合う術を身に付けなくては。。
また、その痛さのおかげもあり、つくづく
今の自分のライフスタイルに感謝もし・・・。
なぜなら、もし私が普通のサラリーマンや
朝から晩まで忙しく外を出歩いている
実業家だったら、到底、この痛さを
繰り返しながらの生活などできないのですから(笑)
と、半ば諦めかけていた時期のことが、
今では嘘だったみたいに、
何か変な夢を見ていたみたい、
懐かしくもあります。
また、そのおかげで食生活は非常に
健康的なものに変わり、格好良くいえば、
食事療法だけは、意識的に続けています。
大したことはしていないものの、塩分、糖分、
ソース類を控えめに、また、痛風発作前見たく、
満腹まで食べず、常に腹八分を心掛けながら、
しかし何でも食べています。
先日、とてもお腹が空いていたため、
いつもにも増して、
勢いよく食べていたせいもあり、
おかずの中に小石みたいな硬いものが
あったのにも気づかず、力強く噛み、
「ガキッ」という音と共に、
頭のてっぺんにまで激痛が走り、
それと同時に涙も出て、
それからは痛くて食べられなくなりました。
昔(中学生の頃)に虫歯を治療した後に
歯に銀(歯)を被せていた右上の奥歯が、
歳月と共に、徐々に欠けていたのですが、
そこを直撃したのでした。
30年ほど前に治療したところなので、
寿命といえば寿命です。
とりあえずは、日本から持ってきていた
痛み止めの薬「イブA錠」を飲み、
翌日には治まるだろうと思っていたのですが、
一向に治まるどころか、さらに痛さが増し、
どうにもこうにも我慢できず、
近くの歯科医院に行きました。
3ヶ所ほど回ったのですが、どこも入口が
何とも怪しく、日本だと確実に先入観だけで
「ヤブ医者が運営している歯科医院」
となるような建物構え(雰囲気)。
長い海外生活(4ヶ国)をしてきた私ですが、
日本以外の国では一度も歯医者に行ったことは
ありませんでした。
これもマレーシアでの初体験です。
その中でも自分のフィーリングで
マシに感じた場所に決め、
2階へと階段を上り、扉を開けました。
営業時間が18時までだったのですが、
そんなことは知らず、入ったのが17時50分頃。
一歩中へ入るとまさに別世界でした。
マレーシア特有の余計に寒くもなく、
適度に涼しく保たれた空間(受付け)
その12畳ほどの広さに、
除湿器2台、空気清浄機2台が
各隅に配置されていて・・・
受付けのインド系マレーシアン女性が
しきりに時間を見ながらも初診察時に
書く用紙を渡してくれ、そこに記入。
呼ばれるのを待っている間、
少し歯科医院内を散策したのですが、
図書館みたいにずらっと本だけが
陳列されている部屋があるかと思えば、
おそらく、母親が治療中に子供たちが
遊べるようにとかなり広いガラス張りの
空間内にさまざまなおもちゃが置かれ、
少なくても、私が通ったことのある
日本での歯科医院より豪華でした。
その子供のガラス張り遊び場の
隣にあるドアの閉まっていない部屋に
おそらく歯科医の奥さん?
(子供も連れていたため)が
待っていました。
そうこうしていたら、笑顔で歯科医らしい
容姿のマレーシアンチャイニーズ
(チャイニーズマレーシアン)
[どちらの呼び方が正しいか分かりません]の
男性が現れました。
その方が歯科医だったのですが、そこから
そんなに時間が掛かるとは、
誰も想像していなかった約1時間半に亘る
死闘を繰り広げたのでした。
要するに、その痛い奥歯は、歳月と共に
被せていたものも半分は欠けていて、
それを治療していなかったため、
その奥歯自体も3ヶ所欠けていて、
今回の衝撃により半分に割れたのでした。
歯科医曰く、
「もうこの歯は使い物にならない」
痛みを失くす手段はただひとつ、
「完全に根っこから抜いてしまうことで、
15分くらいで終わらせるのでOK?」
かとのこと。
私に選択の余地はありません。。。
その後の対応は3種類で、
価格的に一番安いのが、
1.ブリッジ(両隣の歯を利用した入れ歯)
その次に
2.差し歯(奥歯のため、いいものが必要)
そして一番高いのが、
3.インプラント
インプラント価格はピンキリでしょうが、
私が知る限り、日本では1本30万円前後、
このマレーシアの歯科医院では1本、
5,000リンギット(約16万円)
ちなみに、韓国では1本、
10万円前後です。
(私の先輩韓国人のインプラント治療場合)
どれにするかは、後の問題なのですが、
とにかくこの痛さを失くすためには
抜くだけとのことで、まず麻酔を
周辺の歯茎に2ヶ所に打ちました。
その麻酔が効くまでの5分程度でしょうか
いろいろな会話をしました。
何とそのマレーシアンチャイニーズの
歯科医は、私と経歴が似ていて、
中国(北京)に10年、ロシアに7年、
留学し学んでいたとのこと。
私は中国(上海)に1年、ロシアに4年ですが。
時期は異なるものの、お互い、
ほぼ忘れているロシア語で話したり。。。
その歯科医(ロウさん(別名)JON)は
私と出逢えたことが、よほど嬉しかったのか、
治療中(麻酔中)のことも忘れ、
マスクと手術用みたいな薄く白い手袋も外し、
どこかに行ったかと思うと
自分の名刺を持ってきて、
目の前で自分の携帯番号を書き、
「友達になりましょう!」
「マレーシアで困ったこと、分からないこと、
相談したいことなど何でもいいので電話ください」
とそれを目を輝かせながら渡してくれました。
(その後親しくなったのは言うまでもありません)
もちろん、私も嬉しかったですが、
麻酔のせいで、歯の感覚もなく、
笑うこともできない状況。。。
それから、その奥歯の根っこが
深いせいか、涼しい空間にもかかわらず、
額に汗しながら、延々と1時間半。。。
彼にも意地があります。
抜いてしまうまではやり続ける。
当の本人の私は、
「15分で終わらせる」といって始まった
こともあり、何よりも、明らかに約束のため、
待っている奥さんと子供のことが気になって
仕方ありませんでした。
とっくに営業時間が過ぎている
19時30分という壁に掛けられている
時計を見ながら・・・。
何とか無事に終了したのですが、
すでに19時40分。。。
保険がないので仕方ないのでしょうが、
会計RM240(約8,000円)
歯を1本抜いただけなのに、
想像していたより高い会計に驚きつつも
そんなものかと支払いを済ませ、
痛み止めの薬をもらいその場を
奥さんとお子さんを横目に、
足早に出ました。
その際、最低1週間は、
たばこは吸わないでください
と言われましたが、
歯科医院から出るなり立て続けに2本吸い(笑)、
ヘビースモーカーの私は、その後もいつもと
変わらないペースで吸い続けました、
だからかもしれませんが、
その後、約24時間、抜いた箇所からの
出血が止まらず、出血は止まったものの、
痛みは3日間続きました。
痛み止めは1日分しかくれなかったことから
普通は、1日で痛みも治まるのだろうと
思った次第です。
とにかく、マレーシアに来てからの
新体験
「秦、歯科医院(歯医者)に行く」
でした。
では、またです!!

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