悪夢コレクション nightmare again

悪夢コレクション nightmare again

日頃見る夢、過去に見た印象的な夢の記録

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ある女性歌手のコンサート会場に入る。

3階まである大きな会場なのに、お客さんは2割程度しか入っていない。

自分の席を見つけて着席したが、これだけガラガラなのだから、前の空席に移ってもいいだろうと考え、舞台正面の見やすい空席に移る。

だが、そこはカップルシートの片方であり、私の横に座っている女性は、私が座った席に来るはずの恋人か夫を待っていると気づく。

すみません、とあわてて席を立つ。同時に、その女性が昔の友人であったことにも気づく。背を向けて足早に立ち去りながら、彼女は私に気付いただろうか、とドキドキする。


仕事で亜細亜の中央部、乾燥地帯にある地域を訪れる。

景色はベージュ、砂色。

低い軒の家々は泥土を塗り込めたような黄土色。

乾いた空気、重い日差し。

街の様子を知ろうと、商売人が往来する通りを歩き回る。


ある場所で強烈な酸のにおいがした。

その方向を見ると、

干からびた大根のようなシワシワの、

黄色を帯びた、

顔の造作などはもうよくわからない、

服を着ているのかもわからない大きな細長い男がヨロヨロと、

何かを言いたそうにしながら往来に歩いてくる。

今にも倒れそうだ。頽れそうだ。


酢漬けの人間だ・・・

これがうわさに聞く酢人間なのか・・・


この地ではなぜか人を瓶詰にして酢漬けにする風習があるらしいと、

どこかで聞いた気がするが・・・

仕事で亜細亜のどこかの島に行く。中華圏ではあるがどこかわからない。

大陸からそれほど離れていないはずだ。小型の船で上陸。

人ごみの中、街に向かう。レトロな感じの街並み。

どんどん複雑な路地を進む。


行き交う人々の中で、私は目的を見失う、忘れる、紛失する。

早く目的を果たして帰りたい、帰りたい。

ある地点で出会った人の目が冷たく告げる。

「はい、だめ。やり直し。」


え・・・やり直し・・・・


また人ごみの中を歩き回り、何かを捜し、働きかけ、

見つけたのか?そうなのか?

と思ったところで別の人物がうんざりしたように目で告げる。

「駄目。やり直し。」


永久ループのようなこのやりとり。


どこをどう歩いたのか、やっと船着き場に戻った。

沢山の人が船を待っている。

船が来た。

だけど、人々は目の前の船には乗らず、陰鬱にたたずんでいるだけだ。


この島で何かを忘れて、再び見つけられず、

元来たところに帰れないまま年をとってしまった人たち。

私もこうなるというのか・・・!?

嫌だ!帰りたい!


”プロトコルがわからない!!”

”プロトコルが違うんだ!!”


頭の中で叫ぶ。