任せないで、共有し、分かち合う


何をどうしたらよくなるのかわからない、という問題を考えるときは、まずこの基本理念に従って考えてみよう。


多くの社会問題では、本来、社会全体で取り組まなければいけない困難が、一部の人に重くのしかかっている
そして、それ以外の人は、その問題を意識せず、他人事のように感じていることが少なくない。


提言を考えるときは、まずこうした点に目を向け、現状では何任せになってしまっているのかなぜそれではいけないのかを考えるところからスタートしよう。


そして、情報や知識、意識や認識など、何を共有していくことが大切なのか、またそのために、異なる立場の人の声を聞いたり議論したりする、どのような機会を増やしていくことが必要かを考えてみる。


さらに、一人で、あるいは一部の人だけで抱え込まずに、どのような役割や負担を分かち合うべきか、また、どうすればそのような分かち合いが可能になるかを具体的に考えていく。



なお、「協力」、「連携」といった単語だけでは、具体的にどのようなものを思い浮かべているのか伝わらないので、どういう人々とどういう人々が、どういった取り組みにおいて、それぞれどのような役割を果たすことによって、どういった効果が期待できるのかといった詳しい説明も添えておこう。