ごはん、みそ汁、もずく酢、シシャモ、大根の煮物
脂肪肝の人が食べてはいけない食品ってある?控えるべき食品の特徴と控えるコツ|管理栄養士が解説
5 か月
脂肪肝を予防・改善するために控えるべき食品4選!
脂肪肝を予防・改善するためには、以下の4つの食品を食べ過ぎないように注意する必要があると考えられます。
脂身の多い肉
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脂身の多い肉には飽和脂肪酸が多く含まれており、飽和脂肪酸の摂取は脂肪肝のリスクと関連がある可能性があります。そのため、脂肪肝の人にとっては控えるべき食品の一つとされています。普段の食事で肉料理が多い場合は、食べる頻度や1食あたりの摂取量を減らしたり、脂身の少ない肉に代えたりすると良いでしょう。
菓子パン・洋菓子
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菓子パンや洋菓子などには飽和脂肪酸を多く含むバターやショートニングが含まれています。そのため、菓子パンや洋菓子を含む食品の摂取にも注意が必要です。主食として菓子パンを食べている場合は、甘味の少ない全粒粉のパンや食パンに代えることで飽和脂肪酸の摂取を減らせます。またパンにバターやマーガリンをつける際には、つけすぎないように意識しましょう。
ファーストフードなどの加工食品
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加工食品は手軽に食べられる、保存が効くなどのメリットがあるものの、健康において好ましくありません。加工食品の摂取と脂肪肝との関連を調べた研究によると、加工食品の摂取量が増えると脂肪肝のリスクが高まることが示唆されています。そのため、ファーストフードや冷凍食品などの加工食品の摂取を控えることが重要です。ただし、現代では時間や経済的な理由からファーストフード、レトルト食品、冷凍食品などを利用することが増えており、いきなりこれらの摂取を制限するのは難しいと考えられます。毎食のようにレトルト食品や冷凍食品を食べている場合は、加工食品の摂取量や摂取頻度を減らす、1日1食は自炊にするなど少しずつ変えられると良いですね。
炭酸飲料などの甘い飲み物
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ジュースなどの甘い飲み物は果糖が多く含まれているため、控えるべき食品の一つといわれています。実際に砂糖や人工甘味料を含む炭酸飲料と脂肪肝の関連を調べた研究では、砂糖を含む炭酸飲料を摂取すると脂肪肝のリスクが高くなる可能性があると示唆しています。さらに缶コーヒーやカフェラテにも砂糖が多く含まれているものがあります。これらの摂取にも注意が必要でしょう。普段からジュースや炭酸飲料などを飲む場合はお茶や水などにする、缶コーヒーやカフェラテを飲む場合は砂糖を含まないものにするなど甘い飲み物を控えるように心掛けてくださいね。
今回は脂肪肝の人が控えるべき食品についてご紹介しました。食べ過ぎや飲み過ぎ、偏った食生活は、脂肪肝をはじめさまざまな病気のリスクを高め健康を損なう原因となります。食べ過ぎたり特定の食品のみを摂ったりすることは控え、バランスの良い食事を心掛けていきましょう。
▼忘年会や新年会のない小中学生にも「脂肪肝」が増えています。何が原因なのか?
この文章、大まかに言えば私が長い間、主張してきた通りですね。ただ、1点、大きく違うのは「脂肪の多い肉」を強調していることです。私もあまり勧めたく食材ですが、それほど大きいだろうか?と思っています。
小中学生にも「脂肪肝」が多いというのは、「副食」レベルの問題ではないと思っています。
「主」たるエネルギー源、主食と飲み物が変わってきたことが大きいと思っています。
避けたい食品は?
・カタカナ主食(パンや菓子パンなど、カップ麺など)
・加糖飲料
・スナック菓子
・洋菓子
ごはん、うどん、蕎麦、水、麦茶、ばん茶が減り、カタカナ主食、加糖飲料、スナック菓子、洋菓子類が増えたことだと思っています。ということで、おおむねいい記事だと思います。