ごはん、けんちん汁、おから、菊のすのもお、ししゃも

 秋の大人の味ですね。新潟の知人からいただきました。

堀江貴文氏、無添加マフィン食中毒に怒り「反ワクとか参政党とか…あいつらマジやべぇ。怖い」

日刊スポーツ新聞社 によるストーリー  • 2 日

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(51)が15日、YouTubeチャンネルを更新。

11日・12日に東京ビッグサイトで開催されたアートイベント「デザインフェスタ」で発生した食中毒騒ぎを受け、「子どもがこのマフィン食って食中毒になったらヘタすりゃ死ぬよ」と怒りをあらわにした。

堀江氏は、問題となったマフィンを販売し、謝罪した焼き菓子店のインスタグラムを閲覧し、「なんか恐ろしいなと思って。『保存料無添加で、砂糖半分で、お子様にも安心してお召し上がりいただけます』みたいな。もうギャグやん」と言及。「オーガニック志向、ナチュール志向、ほんとに行くところまで行っちゃったね。反ワクとか参政党とか……もうヤバイ。あいつらマジやべぇ。怖い。これまで人間たちが積み上げてきた知見とか知識、知恵がヤバい奴らに全部台無しにされてるっていうのがマジで怒りを覚える。何のために保存料があるんだと。スイーツって砂糖をたくさん入れることで日持ちがしたりするんで、それを半分にするとか、アホか。食品添加物に対する怖がり方がハンパない」と憤った。

続けて、現在流通している食品添加物について「ヤバい食品添加物と人間の役に立つ食品添加物ってだいたい選別終わってるんだよね」と指摘。「公害事件だったり薬害事件だったり、いろんな悲惨な事件を経てきて我々は学んで、食品添加物にしてもワクチンにしても健康被害とかがないようなかたちにどんどんなってきているのに、こういった『食品添加物を使わないことが安心なんだ』みたいに……逆じゃん。子どもがこのマフィン食って食中毒になったらヘタすりゃ死ぬよ」と警鐘を鳴らした。

また、食品添加物が忌避される風潮について、「オーガニック志向の人ってそういうのみんな嫌いだよね。本当に意味分からない。科学的でないよね。科学的でないのがカッコいいとか思ってたりするからさらに始末に負えない」と私見を述べ、「まじで殺人につながっちゃうからね。お前ら反省しろよ、オーガニック志向のやつら。保存料使え。砂糖、普通に入れろ」と訴えた。

同イベント公式サイトは14日、「フードエリア出展者の販売した飲食物を召し上がられた方から、体調不良が発生する事態となりました」として謝罪文を掲載。マフィンを販売した焼き菓子店も公式インスタグラムで謝罪するとともに、保健所に連絡して立ち入り検査を受けることを報告している。

▼反ワク、参政党、オーガニック、食品添加物などを一緒に指摘されると、違和感はあります。ただ、マニアの方は不満化もしれませんが、食品添加物に関しては「一理」あると思いますね。私は子どもの食生活に関する講演会が多いのですが、オーガニック(無農薬・無食品添加物など)に関しては、「経済的に可能だったらしましょう)程度の話しかしません。

 なぜなら、講演会に来た人がだれでもできるわけではない。それらを強調したら、せっかく講演会に来た人が絶望感委陥ってしまう可能性がある。それと、ホリエモンの指摘で大事だと思うこと。それは「保存料」の問題です。

 9月の高松市の講演会だったろうか?質疑応答の際、中年の男性が「香川県内の講演会行ったら、オーガニックの給食を推進しよう」という集まりだった。先生はどう考えますか?」と言う内容だった。

 普通なら、私がそのことを給食に求めないことに不満を持つ質問が多い。ところが、その男性は・・・

 「非常に危険だと思う」、なぜなら、ホリエモンと似ているのだが、「食中毒の心配はないのか?」と言う指摘だった。

 私は、「何を持ってオーガニックというのか難しいですが、それを求めるような運動をする気はありません」と答えた。

 最大の理由は、昔からそういう運動は行われているが、実現した例はほとんどない。「食材費の父母負担」と言う問題があること。それとホリエモンが指摘したこともある。学校給食は家庭の食事とちがって、「作って、その場ですぐに食べるわけではない」、作ってから時間がかかる、細菌が増殖してしまう可能性が高い。だから集団給食は食中毒と言う問題を避けることはできない。給食関係者が「食品添加物」に関してあまり熱心に見えないのはそういう背景もある。

 私が教育長だったら、「すべての食材を無添加にしましょう」と言われたら。賛成しない。食品添加物も塵が積もった時の問題は無視できないと思っている。ただ、食中毒は直ちに「死」に繋がる可能性があるからだ。

 それより、ごはん中心の「和食」を求めるほうがはるかに実現性が高い。そのことで、抗生物質やホルモン剤、ポストハーベスト農薬などを確実に減らすことができる。その男性は中国地方の大学の教授だったが、講演後、立ち話で、私は「給食にオーガニックを求める運動は、本当に子どもたちに安全な食事を食べさせたいと考えているとは思えません」と話しました。

 ホリエモンの物言いは、雑だが、「一理」あると思っている。

 12月の高松市、猪苗代町の講演会

 

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