うどん(ナスとピーマンの味噌炒め・さらしねぎ)

 スポーツドリンク持参、なぜ禁止?学校の熱中症対策、水筒中身で議論

 熱中症予防のため、子どもたちは水筒を持って学校に通う。その水筒の中身としてスポーツドリンクを認めるべきではないか。6月の埼玉県新座市議会でこんな提言があった。新座市では市立小学校17校のうち9校がスポーツドリンク持参を禁じている。教育長は持参を容認する答弁をしたが、各校の状況は当面、変わりそうにない。

市内9小学校は「水かお茶」

 市教育委員会によると市内の17小学校と6中学校はすべて、児童、生徒に水筒を持参させている。中身は小学校8校と中学校6校が「水かお茶かスポーツドリンク」とのルールで、残る小学校9校は「水かお茶」だ。

 文部科学省と環境省は2021年5月に「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」を出し「(水分補給には)経口補水液やスポーツドリンクを利用するとよい」などと記した。また文科省は20年6月、各都道府県の教育委員会などに事務連絡を出し「水筒を持参させるなど、熱中症予防のための万全の対策」を呼びかけた。ただ、水筒の中身には触れなかった。

糖分過多、虫歯などを懸念

 こうした中、6月19日の同市議会一般質問で高邑朋矢市議が「水、お茶(だけ)と決めるのは熱中症予防にマイナスではないか」などと問いかけた。金子廣志教育長は「(中身として)甘いジュースのようなものについては糖分は取り過ぎないように指導している。(熱中症)予防にはスポーツドリンクも有効だと思っている。認めてもいいのかなと考えている」と答えた。

 市教委によると、禁止の小学校があるのは「スポーツドリンクで満腹になり給食が食べられなくなる」「虫歯が増える」との懸念が、養護教諭の間にあるからだ。ただ実際にこうした影響が出ているかは確認できていないという。スポーツドリンク持参を認めている同市立大和田小の近藤章宏校長は「水筒の中身を飲み過ぎて給食を食べられない子は低学年で実際にいるが、それがスポーツドリンクのせいとは限らない」と話す。一方で「私の前任校はスポーツドリンク禁止だった。甘いスポーツドリンクは、こぼした際にベタついて始末が大変だという事情もある」と説明している。【高木昭午】

▼どうでもいい話だが、これは議論の根本的な部分で間違いがある。なぜなら、「スポーツドリンク」というのはポカリスエットやアクエリアスなどは含まれない。なゼなら、「スポーツドリンク」は一つの商品の名称になっている。再度、どうでもいい話だが・・・

 さて、さまざまな圧力がある中、「水かお茶」に限定している学校は立派だと思う!!このような議論されるとき、大事な事は「塵も積もった問題だ」ということをしっかり認識する必要がある。「短期」なら害を証明することは簡単ではない。短期ならコーラだって問題はない。だがゆえに飲み過ぎて、気づいたらむし歯、肥満、糖代謝異常、脂肪肝などに繋がる。実際にそうなっている。

 もちろんスポーツドリンクだけのせいではないだろう。でも、その要因になっていることははっきりしているのだから、禁止させるべきだ。

 ちなみに、今日、私は用事があって都心に行った。アスファルトジャングルだから、ただ暑いだけではなく、空気も悪い!「生き苦しく」なってきた。最近、このような時は、水筒に水と氷、甘酒を入れて持参してる。