ごはん、味噌汁、なすのぬか漬け、納豆、ごぼうの胡麻酢和え(きゅうり・もやし)、塩鯖

 「ご飯 夜7杯、朝3杯」大谷翔平が10年前に書いた、81個の"マンダラの約束"

「1番打者・先発投手」。エンゼルスの大谷翔平が出場するMLBオールスターゲームが目前に迫った。33本の本塁打をかっ飛ばし、投手として4勝を挙げる二刀流。「異次元でスペクタクルだ」「アンリアルな才能」と現地メディアは褒めちぎる。スポーツライターの相沢光一氏は「大谷の選手・人間としての下地を作ったのは、花巻東高校の佐々木洋監督です」という。佐々木監督の指導の下、10年前に大谷が書いた「81個の約束」とは――。

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「野球後進県」の「ローカル強豪校」が生んだ傑出した才能

花巻東は岩手県を代表する強豪校だ。甲子園大会には春3回、夏10回出場していて、2009年の春のセンバツではエース菊池が活躍し準優勝している。

ただし、強豪といっても“岩手の”がつく。全国優勝はまだなく、甲子園に毎年必ず出るというわけでもない。ライバルの盛岡大附属高校と競り合いを続けている状況だ。「野球後進県」と揶揄

やゆする人も少なくない。全国制覇・優勝が具体的目標となっている大阪桐蔭、智弁和歌山、中京大中京、横浜などの本当の強豪とは実力的に差があると言わざるを得ない。

そんなローカル強豪校から菊池、大谷というメジャーで大活躍する選手が出た。

だが、これは偶然ではない。2人に類いまれなアスリートとしての能力があったことは確かだが、野球選手として成長するうえでも、人間形成の点でも重要な意味を持つ高校の3年間、花巻東の佐々木洋監督の指導を受けたことが、今の大成に密接な関連を持っている。

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「ドラ1 8球団」「スピード160km/h」「食事 夜7杯朝3杯」

大谷はシートの中心のマスに「大きな目標(夢)」として「ドラ1 8球団」とある。甲子園で目覚ましい活躍をしてプロ野球8球団からドラフト1位指名される選手になるという目標を持っていたわけだ。実際、それを実現するための要素、右のマスにある「スピード160km/h」を公式戦でやってのけ、ドラフトの目玉選手になった。高3時に大谷自身がMLB挑戦を表明したことで多くの球団が指名を避けたため、日本ハム1球団の1位指名にとどまったが、プロ野球選手になる目標は達成できたことになる。

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左上の「体づくり」に必要なこととして書かれている「食事 夜7杯、朝3杯」はご飯の量だ。高校生らしくて微笑ましいが、この食事を摂ったことがメジャートップの本塁打を量産する大きくたくましい肉体につながっているといえる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ご飯 夜7杯、朝3杯」大谷翔平が10年前に書いた、81個の"マンダラの約束" プレー中なのにゴミ拾いをするワケ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

▼新型コロナウイルスなどで暗澹たる気持ちになりやすい時代。スターと呼ばれる人は時代に選ばれて登場するものなのだろう。男性は「勝った負けた」の世界が好きな人が多い。将棋の藤井聡太、MLBの大谷翔平選手の活躍に勇気付けられる人は少なくないように思う。

 何度か書いているが、スポーツと食事の世界はもっとも酷い!!今でも「肉を山盛り食べて筋肉モリモリ」という世界だ。マスコミも一流選手の食事を紹介する際、一流になってから何を食べているか?好きかを聞くものが多い。すでに体が出来上がった後の話だ。少なくとも7割りは、体が作り上げられるまでの食事を紹介すべきなのだ。せいぜい、高校生時代までだと思う。その点、この記事は珍しくいい記事だと思う。大谷選手はただ活躍しているだけではなく、マナーなども称賛されている。両親、そして指導者が素晴らしいのだろう。

 多くの指導者にこの記事を読んで欲しいと思う。たぶん?影響を受ける子どもたちもいるだろう。私など、子どもたちに加糖飲料に注意するように何冊かの本で書いているが、何人に届いてるだろう?それに比べてクリスチャン・ロナウド選手は数分間のインタビューで、コーラをどかし、「水を飲め」と主張した。もしかしたら、何億人もの子どもたちが目にした可能性がある。その影響はとてつもなく大きい。スター選手というのはすごいものだと思う。大谷選手には「ご飯をしっかり食べろ」と言って欲しいが、スポンサーもいる。もはや難しいのかも知れないですね。藤井聡太君も不二家のコマーシャルで出ていると言う。