ソーダ税は常識になる!! | 幕内秀夫の食生活日記

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 少し早いですが、ぬか漬けにきゅうりが登場です。

10%ジュース税 ダイエットに効果アリ? メキシコ、実施1年で消費額6%減

メキシコが肥満や糖尿病を減らすため2014年1月から、世界で初めて全ての砂糖入り飲料に10%の税をかける「ジュース税」を導入したところ、1年後に当該飲料の消費額が対前年比で6%減少、低所得層に限れば単月で最大17%低下するなど、“ジュース離れ”を促す効果があったことが7日までの研究結果で分かった。専門家は「効果は明白」と太鼓判を押しており、メキシコの試みが世界に拡大する可能性がある。

 ■水の売り上げは増加

 研究結果はメキシコ国立研究所のエコノミスト、アランチャ・コルチェロ氏が率いる研究チームが1月6日付の英医師会雑誌(BMJ)で発表した。

 米紙ニューヨーク・タイムズや英紙デーリー・テレグラフ(いずれも電子版)などによると、研究チームは2012年1月~14年12月まで、メキシコの53都市に住む6200世帯の計約5万人を調査。その結果、課税によってジュースの販売価格は約10%値上がりし、その影響からか、課税実施後から1年間の消費額は対前年比で6%減となった。

 課税実施直後から減少幅はどんどん拡大し、14年12月には対前年同月比で12%減と最大の落ち込み幅を記録。低所得者層に限れば平均9%減で、14年12月は実に17%減だった。その一方、ペットボトル入りの水の売り上げは逆に4%増えており、課税効果を裏付けた。

 ■「国民が離れるきっかけ」

 メキシコでは成人の約70%が過体重か肥満で、経済協力開発機構(OECD)加盟の34カ国中トップ。さらに主に生活習慣によって引き起こされる2型糖尿病の罹患(りかん)率もトップだ。その最大の原因がソーダをはじめとする砂糖入りの飲料なのは間違いない。昨年のユーロモニターの調査によると、メキシコ人は年間、こうしたジュースを1人当たり111リットルも飲み、米国の103リットルを上回り、世界最大の消費国だったことが分かっている。

▼今でも現在の食生活は「高脂肪高カロリー」が問題だ。いや、「糖質こそ問題だ」と言う議論があります。しかし、先進国の肥満や糖尿病に関しては、世界共通の問題であり、原因もお国の事情はほとんどない。食生活そのものが高脂肪であり、そこに精製糖質が加わるようになったことにある。精製糖質の中でも加糖飲料が最大の問題である。ということが常識になってきたと言ってもいいでしょう。

 その解決法に関しても、世界中が同じ考えを持つようになっています。「高脂肪+高糖質」の食品、組み合わせは覚えると容易にやめられなくなる。

 今はそれが幼児期から始まっている。このまま行けば、大変なことになる。医療費も膨大になってしまう。

もうきれいごとを言っている時代ではない。本来は、「販売禁止」、「18禁」がベスト何だろうが、そうなると話は難しくなってしまう。ということで、まず「ソーダ税」からだと言う。私は正解だと思う。

 そして、日本も間違いなくソーダ税は実施されることになる。5年後?10年以内にはまちがいなく実施されることになるだろう。そのころには、穀類やいも類などに含まれる「糖質」と「精製糖質」を同一視するような考え方は一笑に付されるだろう。