香川の給食が変わり始めている? | 幕内秀夫の食生活日記

幕内秀夫の食生活日記

「食」にかかわる諸々を綴っていきます

 ごはん、味噌汁、にんじんのぬか漬け、鯖の味噌焼き、ブロッコリーサラダ

 今度の日曜日(11月29日)香川県高松市で講演会を行います。

 

 お陰様ですでにオンラインの申し込みは締め切りました。同時に会場でも

受講することができますが、そちらはまだ募集しています。お近くの方は宜し

かったらどうぞ。。。

 何度かご紹介していますが、香川県では小4年、中1年生に血液検査を

行っています。その結果、糖代謝異常、高脂血症、脂肪肝、肥満などが問

題になっていることが明らかになっています。それに対して様々な取り組み

を行っていますが、それだったら学校給食を活かすべきだ。実際の給食を

見ると、とてもそれを活かしているようには思えないと書きました。

 29日の講演会が近づいたこともあり、最近の献立を入手しました。明ら

かに変わっています。見えにくいでしょうか?

 一目見て!?すぐに変わっていることに気付きました。これまで

米飯給食は週に3回だったのが、4回になっています。4回になる

と全体のイメージが変わって見えます。明らかに砂糖と油脂類が

減っています。しかも、米飯のすべてが「麦飯」になっています。

 独断と偏見で評価すれば「,D」ランクから「℃」ランクに上がって

います。ここまで変わると偶然ということはありえません。

 香川では給食の運動を開始して数年になります。お陰様で保育

園、子ども園、福祉施設の給食などが変わってきました。しかし、

責任者が不明瞭の小中学校は中々、苦労してきました。

 しかし、この献立の変化を見ると、高松市は本気で取り込もう

としているのか?私たちの活動の影響はどうなのか?よくわか

りませんが、結果として変わりつつあることはうれしいことです。

なお、米飯給食が週4回以上になると、ほとんどパンやラーメン

などがなくなるわけですから、父母や子どもたちから様々な意見

がでる可能性が高くなります。給食に目が行く父母が増えること

で、家庭への影響も期待できます。週4回だと中々目が行きませ

ん。その差は小さくありません。でも取り敢えず、週4回になった

ことはうれしいですね。