ごはん、キムチ汁(白菜・エノキ・コチュジャン)、にしん漬け、切り干し大根の南蛮漬け、鯖白菜(ぽん酢)

我が家は横田基地に近いからでしょう。そこら中に警察官です。取材などのヘリコプターの音がすごいんだろうな?と思ったら、まったく静か。たぶん、規制されているんでしょうね。

 

ニシン漬けを食べながら、最近、お気に入りの鯖缶の料理です。そして下記に紹介した本(電子書籍)は30年以上も前にある冊子に連載したものです。戦後、栄養教育は欧米の食生活を理想と考え、タンパク質が足りないよ。日本人はカルシウムが不足している。牛乳は完全栄養食品などという言葉もありました。

 それに対して、賢明な一部の人たちが疑問を投げかけます。それらの人の中の一部から、「玄米菜食主義」も登場し、過激な人たちは「動物性食品は一切いらない」、「肉や魚は血を汚す」、「煮干し一匹さえ食べるべきではない」のどと主張する人たちもいました。

 それに対して、「欧米崇拝の栄養教育は疑問だらけだ。だけど、本当に動物性食品の魚介類さえもいらないのか?」。疑問を投げかけた連載でした。

 すさまじい批判を受けました。インターネット時代だったら大変だったと思います。今、私を批判した人たちは知らぬ存ぜぬです。ほとんど耳にしなくなっています。たぶん、米さえ食べるべきではない。などと言う「糖質制限食」を提唱している人たちも、いずれ知らぬ存ぜぬになるでしょう。

 魚介類さえいらないという菜食主義に疑問を持った一つのきっかけが、身欠きにしんなのです。北海道、青森、秋田、山形の山間部に近くなるほど身欠きにしんを使った料理、漬物などが多い。後になってみれば、海から遠い長野県に鯖缶を使った料理が多い。長野の人たちは、鯖缶を使うことを「味だし」?と言う人がいます。たしかに、身欠きにしんや鯖缶を使うと味が良くなります。私はそれだけだろうか?「無意識のバランス」ではないかと考えたのです。もちろん、それだけではありませんが・・・・

 たまたま、昨日は身欠きにしんと鯖缶が重なったので考察してみました。