素麺(ねぎ・みょうが・わさび)、サラダ(ブロッコリ―・にんじん・玉ねぎ)

「スマホ指荒れ」ご注意 皮膚科に通う人が増えている

8/21(月) 9:30配信

夏にもかかわらず肌荒れで皮膚科を訪れる患者が増えている。スマートフォンやタブレット端末のタッチパネル操作することで指先の肌が荒れる、いわば“スマホ指荒れ”だ。いったいどのようなメカニズムで起きるのか? 予防策はあるのか?
 ■タッチパネルの微弱電流、端末の発熱が…
肌が赤くなったり、かゆくなったり。あるいは、カサカサになったり、皮がむけたり、吹き出ものができたり…。こうした症状が出ることを「肌荒れ」という。
原因の1つは、3層で構成される皮膚の最も外側の部分である「表皮」(厚さ0・1~0・3ミリ)における細胞の新陳代謝の悪化。
 放置すると古くなった表皮(角層、角質層)が肌の表面に残存し、異物の侵入や水分の蒸発を防いで肌に潤いを与えるという表皮本来のバリア機能が衰え、紫外線や乾燥など肌荒れをもたらす外部の刺激を受けやすくなってしまうのだ。
この肌荒れのうち、指先の肌が荒れる、すなわち「指荒れ」の患者が目立ち始めているという。その原因の1つがスマホの操作だ。
6月下旬、東京都内で開かれた関係者向け勉強会(ユースキン製薬主催)で、野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)の野村有子院長が警鐘を鳴らした。
「スマホを操作して指先が乾燥。荒れ始めたのにケアをせずに放置して、『指荒れ』を悪化させるケースが目立ち始めています。重症化すると、皮膚科の通院が必要となります。来院されて話を聞くとスマホの使いすぎが原因と考えられる患者さんが、この1年で増えています」
 肌に細かい荒れがあるのは、細かい傷があることを意味する。野村院長ら専門家の話を総合すると、タッチパネルに指で触れると発生する微弱な電流や、長時間の使用によって帯びる端末の熱が、肌荒れした指の小さな傷に働きかける。
健康状態の肌ならば問題ない程度の刺激であっても、少しずつ傷口を広げ、やがてはあかぎれなどの大きな傷となり、症状を悪化させてしまう可能性がある-というのだ。
スマホ操作だけではなく、パソコンのキーボードをたたくなどの指仕事の増加、手指の消毒の習慣化、洗浄効果の高い洗剤の普及も、近年、指荒れに悩む人が増加している一因となったのではないかと、野村院長はみている。

▼スマホによる子どもたちの睡眠障害が問題になっているようです。と思ったら、今度は「肌荒れ」ですか?混雑する電車の中、ホームで一心不乱に画面を覗いていて人の姿、スマホを見ていての交通事故等々。

 上記の本では、スマホ依存症という言葉が登場する。まさに、指摘通り、見方を変えるとアルコール依存症で起きていることと非常に似ている。睡眠障害も肌荒れも・・・スマホ依存症によるものだと考えたほうがいいような気がしてきた。しかも、ニコチンやアルコールと違って、幼児期から罹る可能性がある。スイーツと同じで気づいたら、とんでもない数になっている?「スマホ指荒れ」などと部分的な問題を語る時代ではなくなっているような気がしてならない。