島根県江津市(ごうつし)のさくら保育園、あさり保育園に講演に行ってきました。22日の夕方は、職員対象、23日午前中は父母を対象としたものです。

すでに、給食は素晴らしい実践をしています。職員対象の講演会でお話しさせていただいたのは、子供の健康を考えた給食を実施するのは当然のこと。それは充分に実践されている。ただし、父母が平成生まれになってくる。「普通」の食事がわからない親のお子さんも入園してくる可能性がある。本来、食を教えるのは家庭の役割りだと思う。しかし、そんなきれいごとを言ってる場合ではなくなっている。実際に、最近、「子供がごはんを食べなくて困っている」という質問を受けるようになっている。たぶん、幼児期から菓子パンを主食にしてしまったのだと思う。そんな時代の保育園の給食に必要はことは、父母に対してもきちんとメッセージを出したい。具体的には、上記写真のような「今日の献立」を送り迎えにきた父母に見てもらう。配布する「献立表」を工夫する。父母が見たくなる工夫、家庭で実践につながりやすいように、より丁寧な献立表にしたい。
たとえば、近くの益田市の子ども園の献立が見本になると紹介させていただきました。この子ども園もアドバイスさせていただいた施設です。

島根県で学校給食の運動を始めてわずかですが、すでに新たに完全米飯になった施設が登場しました。来月には出雲市の保育園の職員研修にも呼ばれています。島根はどんどん変わる実感がありますね。22日は渋い旅館に宿泊しました。それは明日ということで・・・