ごはん、キャベツの切り昆布和え、納豆、いわしのみりん干し、ブロッコリー。


玄米ご飯がないと、家族が食べている分づき米(7分くらい)を食べます。そうすると、自然と納豆が食べたくなりますね。白いご飯に納豆は合いますね。


 さて、少し前に「糞便移植療法」の記事を紹介しました。それ以来、その療法のことが頭から離れません。私たちは腸内細菌と共存して生きています。したがって、いい食生活とは善玉の腸内細菌が増えることだと言ってもいいと考えています。その結果は、「便り」でわかると思っています。そのように考えているのですが、それでいくと「糞便移植療法」は食生活を理解するうえで非常に興味があります。

 http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokaki/kanja06.html

 アメリカでは「良質」な便に値段がついて取引されていると言います。それは、ファストフード先進国だから良質な便を提供する人を見つけることが難しいからではないか?良質な「便」を作り出すことなど簡単なことではないか?などと素人考えをしていました。しかし、わからないことが多い。どうにももやもやしたものが残って仕方がありませんでした。何か勘違いしているのではないかと言う思いが残るのです。

 たとえば、「太った人の便を移植したら肥満した例がある」、「糞便移植療法は糖尿病や肥満にも効果がある可能性がある」、そして糞便移療法を調べても、あまりにも「食」に対する記述が少ない。そして、「移植」という言葉への違和感です。ということで・・・以下の本を読んでみました。

                          ★★★★★

久しぶりの衝撃です!!10年に1冊の出会いと言ってもいいと思います。

わかっていたこと?だと思うのですが、やはり腸内細菌が頭にあるからでしょう。

すみません。横になってしまいました。

私たちの体には、1万種におよぶ細菌が「常在」している。その重量は、脳の重さに匹敵する!!とてつもない量の細菌が常在してるわけです。腸内細菌はその一部なんですね。

ただし、私たちが胎内にいたときは無菌だった。それでは、いつ感染したのか?そこから考えないと、糞便移植療法を理解することはできないようです。

 なお、糞便移植療法は2013年にオランダの医学雑誌に紹介されたのが世界中に知られるきっかけになったようです。「ある感染症の治癒率が94パーセント!!」しかも薬も使わない。

比較的簡単に実践しやすい、費用もそれほどかかわらない。副作用も考えにくい。ということで一挙に世界中で研究、臨床に応用されるようになったようです。上に紹介した順天堂の「案内」を読んでみるとわかることですが、腸の疾患と書いていますが、すでに肥満や糖尿病などが視野に入っていることがわかりますね。欧米ではアレルギー疾患、自閉症なども視野に入っているようです。ヨーロッパでは、自分で浣腸を使って実践する人も登場しているということです。害は少ないかもしれませんが、大変でしょうね叫び(つづく)