人の強さは思いによる…集団と自己への投影と認識 | 何を相手にしているのか分からない時代への認識の足し

何を相手にしているのか分からない時代への認識の足し

主に形而上の案件とボンクラ主の感想。

前回、引き寄せとも呼ばれる自己創造的な側面の話をしてみました。

実はこれは考えてみればとても危ない話というか、現代で信じられている物理や化学的な概念を壊すものです。

 

 

 

だからなのか聞いた人は大半が否定派に回り、どっち付かずが2-3割で肯定派が数%とかそんな感じになっていると思います。

現代の神話というのは物質や空間が世界の基本で、人間含めて万物やら生命が存在するのは偶然の結果と言います。

 

その現代神話に引き寄せというか、精神の力は穴を開けてしまいます。

だって、ただ思っているだけで現実になっていくのだから、その辺を根拠にすればこの世界の現象というのは、実は意識の作り出すバーチャルな面があるんじゃないの?

と、そういう話にも発展しかねないと思います。

そうなると、唯物論が主流である科学者の立場からだと認められる訳がないです。

でもそれを現実に実感した人達からすれば、どれだけ先入観のある人から訝しがられても、意識の力の方の肩を持つと思います。

 

 

でもですが、唯物論科学というのもたかだか17世紀くらいからの考え方で、それまでは世界中がもっと精神世界寄りでした。

歴史で言えば、精神的な世界観の方が余程長いのですが、それを考慮に入れないのも今の時代が進化の末だと思っているからで、過去は進化以前の間違った考えだと何となく納得しているのだと思います。

ですが、何千年も続いてきた智慧の系譜というのは伊達ではないのですね。

 

むしろ17世紀あたりから世界的な専制政治が始まって…というかずっと専制政治は続いていたけどその中でこの世の原理的な面に対しての歴史修正の試みが始まり、過去を否定しだしたと考えるのはどうでしょうか。

だって実際に思考の現実化やシンクロニシティーなどは起きてしまうのだから、知っている人からすれば否定のしようがないものです。

 

なのに頑なに怪しいものとイメージ付けをしてくる今の為政者側…社会の裏側を調べてみようとしたことのある人ならこれらは、陰謀論や注射の話と同じ構図だということが分かると思います。

為政者にとって都合のいい話は本当の話、同じく都合の悪い話はオカルトだ陰謀論だとメディアや教育を使って刷り込み。

否定的イメージを植え付けておいて、その為政者達が所属しているのがオカルト信仰のグループなのも現実を捻じれさせています。

 

 

 

つまり為政者側からすれば知ってほしくない情報と言うことだろうと思います。

それらが常識化してしまうと、ゆくゆくは今の体制が脅かされてしまうので。

でも真実の方が結局は勝ちますので、今や天秤は逆に傾きつつあります。

ネットの普及はデジタル専制政治を始めるに欠かせない道具であると同時に、あらゆる知識をも万人に解き放ちました。

だからこそ古い権力=今の為政者側達は大っぴらに偽の病気や戦争を使って世界中を一つの警察国家にしようと強引に行動しているのだとも思います。

そのシナリオが何でヨハネ黙示録なのかは、分かる様でもありながらはっきりとは分かりません。

それを仮説として構築するなら、現状だと超自然的な要素をいくつか入れないと辻褄が合わなくなると思います。

 

 

 

 

前置きが長くなってしまいすみません。

本題は集合意識の方です。

いわゆる 引き寄せ は、個人的に見た感じではおそらく自己実現と結びつけて考えていた人が多かったんじゃないか、と勝手に思ってまして、だからお金儲けや人間関係など個人の欲求と結びつけている人が多く目に付いた気がしてます。

でも当然に集合意識の方が強力です。

皆で現実だと思って従っている法や慣習、また創造されるものは集団的な思い込みです。

それが現実化されて顕現しています。

 

(個人的に一目おいている配信者様から画像をお借りしました)

 

上の図ですが、これは私達としての、またこの世界としてのシンボルです。

丸が無数に繋がり円を作っています。

一つの丸が一人の人間です。

それらが様々な投影を新たに作ったり消したりというのを繰り返しています。

これを現代の全人類と仮定しますと、この中心に来るのは何でしょうか?

 

これはおそらくお金になるはずです。

おそらく現代で例外なく誰もが信じているものとなるとそうなります。

それを全ての人間がその一点を、信じて認めて思い描くために実に強力な現実となっています。

そして、そのお金には実体がありません。

以前は金兌換できたので裏付けがありましたが、今のお金は単なる借金の証書です。

主に政府のですが、日本銀行券というのはそういうことになります。

なんだか呪いの仕組みの様ではないでしょうか?

他の負債がないと自分のお金となり得ない仕組みなので。

それに簿記上で貸借を取るくらいの実態はありますが、実際に何の裏付けもなく…いえ政府の信用という裏付けがありました。そういえば。💧

それは信用に足りますか?何の価値もない様な気もしますが…

 

 

 

 

とりあえず不兌換紙幣の是非は置いておいて、先ほどのシンボルは何だかホログラムの投影装置の様ではないでしょうか?

 

前にも貼り付けたのですが、ホログラムの基本構造の動画です。

 

 

 

そして私達は皆で集団的認識を意識せずに常時投影していることになります。

それは皆でパワーを送り込んでいると言ってもいいと思います。

 

 

仮にちょっと色付けしてみました。

偶然にも曼荼羅に似てしまいました💧

 

赤  =時代を反映した巨大な枠組/信仰(お金、科学やテクノロジーや物質信仰、メディアや専門家への妄信、など)

黄 / 緑=ローカルな枠組/信仰(国や会社、家族などの慣例、中小規模の信仰事)

青  =個人の世界で一人で投影している

 

この赤い部分というのは殆ど全員が信じているために強力に顕現します。

なので幻想であるにも関わらず、この泡はなかなか弾けません。

 

黄色や緑は中小規模の人数での信仰で、国や会社などは長い目で見たらなくなります。

社会的ブームなどもこの類です。

時間としても赤に比べると出来ては弾けます。

 

青は個人の趣味嗜好です。

だから本当は人の数だけあります。

規模が小さいので大した力を持ちませんが、その人の精神力や熱量、継続期間などで磨かれて共同幻想に格上げされることがままあります。

 

 

 

赤色は別格として、黄色や緑は人数が少なく、かつ他人事として客観視が容易なのでまだイメージしやすい方だと思います。

そして規模からいえば青も思い込みであることがイメージしやすいのかと思いきや、実はこれも赤に近いくらい分かり難いものです。

たぶん客観視する余地がないからだと思います。

鏡を見たことがないのと同じです。

そう言えば前にも一回話題に出しましたが、鏡に映った自分を自分として認識できるのは極一部の霊長類だけなのだとか。

鏡の役目をする何かを見た時に、それを自分と認識できることは実はかなり高度な知性な様です。

 

 

これは図の内容としては特に説明するまでもない気もしたのですが、自分の思いが何かの決め事を作り、それに力を与えていることは多分何となく分かってもらえたのではないかと思います。

そしてそれを疑うことの難しさも。

大多数の理解はそのまま現実や常識を作ってしまいます。

そしてそれはスパイラルになっているので行き着く所まで行く場合が殆どなんだと思います。

なにせ、その常識に逆らったらまともに暮らしていくのが無理だと考えるので、基本的に改革よりも制度の維持を望むものです。

でも制度というのは何時か破綻するものですね。

 

そして逆に考えるなら、人々の認識さえ変わるなら何時でも新しい時代に移行できると言うことになります。

単純なようですが同時にそれは制度破綻に繋がり、貿易や物流が止まりかねないことから大きな被害がおそらくは付き物です。

 

 

 

 

個人で引き寄せを信じている人なら、楽しいことだけ考えてポジティブにしていればそれでいいと言う意見が多い様に見受けられます。

それは今だけを切り取るなら正しいと思うのですが、同時に社会にも集団幻想にも参加しているので社会が破綻する時にはやはり巻き込まれてしまいます。

そのポジティブ思考でいた人は注射の危険性に気付いて避けられたかと言えば、個人的にはそれは難しかったのでは、と感じていました。

でも本当に達観していて、どんな苦難や困難に遭遇しても前向きに受け入れる!と思える人なら私ごときの遥か上を行っています。

そうなれたなら立派なものです。

 

 

 

私達からすれば社会というのは家の中や部屋の中に等しいもので、維持したいなら定期的に掃除や片付けをしないと虫が湧いたりゴミ屋敷になっていったりします。

つまり行き詰ります。

でも今は個人主義の時代で、他人に迷惑さえかけなければ自分の趣味嗜好を追いかけてタコ壺の中で人生送って構わないという、社会参加を放棄した時代なのですが、でも集合意識というものは常にあります。

だからこそ破裂しそうなんじゃないでしょうか。

計画されたにしても、そこに参加している人の責任は重いです。

 

 

科学の世界だと否定されますが、人の意識の顕現というのはそれだけ重いと言うことになると思います。

ただ考える、ただ思う、それがもたらす恩恵と責任。それが本来は裏表です。

どちらも強力で、その人個人と所属している集団の命運を決めてしまいます。

だからこそ間違った観念を正しいと思い込んだままの人は危ないです。

 

基本的に誰も世の本質は知らないので、常識は疑ってみてそれが本当なのか色々な角度から確かめなければいけないはずです。

それを怠れば、自分のもたらす想像力により、何れはそれが自分に悪い形で返ってきます。

よく知られた話ですが 仏陀 は悟った者という意味で、それは釈尊の名前ではありません。

それだけ世の本質というのは理解しがたいものであるはずです。

意識の持つ力の程に気付いた人も、それは中世以前の常識に近づいただけなのでその先はまだ長いはずです。

 

個人的にはその人の認識は死後の行く末をも決めると思っているので、死にかけて厭世的な気になっている人も、むしろ自分と向き合い、その本質を確認できる様、腐らずに熱意をもって欲しいと思っています。

 

 

 

 

悪い面だけ煽っても何なので有名なプラトンの言葉を一つ。

理解の足しになれば幸いです。

ちなみにプラトンは秘密結社を隠居した人物だという説があります。

その説が正しければ秘密の知識を学問として公開した人物です。

それでよく暗殺されなかったとも思いますが。

 

 

「全ての学習は実際には思い出すことである。

従って私達が一般に神が存在すると理解する様な形で神が存在せず、創造物も存在しなかった世界にある。

なぜあなたは存在するのか?

真実はあなたが持っていると言うことだ。

 

 

(プラトンとアリストテレス)