香港に来てからもうすぐ3年。
香港に来る前は髪質と骨格の違いはアジア人と欧米人くらいに考えてた。
しかし。。
香港人と日本人はまったく違う。
というか、日本人、香港人、韓国人。
全く違う。
日本人と韓国人は近いものがある。
程よく似ている。
しかし、日本人と香港人はまったく違う。。
そう、全く。
髪質、骨格、細かいことをいったらキリがないがぜんぜん違うのだ。
不思議だ。。なぜ⁇
話をひろげれば髪の問題ではなく、体の作りそのものが違うきがする。
なので、当然カットのテクニックやパーマ、カラーのテクニックも使い分けなければならない。
これはほんとに奥が深い。。
個人的な意見を言わせていただけば、日本人より香港人の方が再現性という点においてはかなり難しい。いや、そうとう難しいと感じる。
そしてなにより本来の髪質や骨格で出来る髪型が日本人よりも限られてくる。
日本人は施術で引き算と足し算をうまく考えてしていくイメージだが、
香港人は施術で足し算をかなり多くしていかなければならない。引くのは少し。
同じスタイルを作るにしても、カットの仕方とパーマのかけかたを変えなければならない。
これは難しい話になるけとれど、そもそもカットで同じスタイルを作るとしたら、究極は全てのお客様に対して、全て違った技術を使わなければならない。
それは練習用のウィッグとは違って、人間には同じ頭が一つとしてないのだから。
お客様の髪質、骨格、毛量、毛流、くせ、首の長さ、生え際の位置、ダメージ、前回の施術での内容。。
1つの目標に対して違うのアプローチが必要になってくる。
僕が思うにこれらの要素を全て考えたうえで、そのお客様に最適な切り方を考えなければならない。必要ならばケミカルな施術もふくめて。
これはあくまでもお客様が自宅で再現性を求めるという点においてだ。
僕たちの仕事は、お客様がサロンに来れない1ヶ月から2ヶ月の間にいかにお客様が自分で綺麗なヘアスタイルが保て、気分よく過ごせるかどうかだ。
サロンに来た時のスペシャルな仕上げも、もちろん大切だけど、僕たちが仕上げてあげれない日常をいかに綺麗なスタイルで過ごして頂けるかの方も凄い大切に考えなければいけない。
そして、教育面でも日本でカットを教えている時と香港で教えているときの教え方はまったく違う。
技術の違いはもちろん受け入れられるスタイルや、彼らが興味を持つこと、そして話す内容まで考えないと聞いてくれない。
1度きりなら大丈夫だろうが、毎週続く講習を1年間以上やる事はとても大変でもあり、自分自身の勉強にもなり。
与えて頂いている環境に感謝しなければならない。
あくまでも僕は彼らにとって外国人であって、主役は彼らだから。
TO・KIO HAIR DESIGNING 仲田 誠
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