高校の卒業式だったんですね、3月1日。 | マコト´∀`桑折町民のくらびより。

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クラシック音楽や自転車や地理や歴史について綴ります。

もう日付が変わっちゃいましたけどね。


自分が卒業してからもう12年になるのか、と感慨深いです。

そして、3月11日がやってきます。

3月11日は中学校の卒業式が多かったのですね。

卒業式を午前中に終えて、帰宅して

そこで被災された人たちも多かったと思います。

ひとりひとりの3月11日が、間もなくやってきます。

レミオロメンの3月9日って曲がありますね。

2009年にちょっとだけツタヤでバイトしてた時、

かなりの高頻度でお店のBGMとして流れていました。

 流れる季節の真ん中で

 ふと日の長さを感じます

もともとこの季節は感傷的になるのですが、

3月9日、宮城県では高校入試の日、

塾でバイトをしていた私は教え子たちの戦いを、

ただ自宅で想うことしかできませんでした。

お昼前に栗原市で震度5強を観測した地震が発生し、

若干の津波も発生したものの、

受験には大きな支障もなく、

沿岸の人々の生活も、例年通りの年度末を迎えようとしていました。


まさかそれが、マグニチュード9.0という巨大地震の前震だなんて

誰が予想できたでしょう。


新年度を迎えることができなかった、たくさんの命。

かけがえのない友を失った、たくさんの人々。

かける言葉もみつかりません。

まもなく1年がたちます。

3月11日はそれぞれのメディアでもずうっと

特番が組まれることでしょう。

そして、それが過ぎていけば

またいつもの日常に戻ることでしょう。


いつもの日常に戻った時の心性として、

それぞれの生活に追われるのは当然でしょう、

それでも、いのちを考えること、

自然との向き合い方を考えること、

そして、生き方を考えること。

そして、風化させないこと。


3月11日がやってきます。