ワイン: イタリア(シチリア)の赤(ネーロ・ダヴォラ)、2022年

音楽: ethno classics / エスノ・クラシックス 

    TARAF de HAīDOUKS / タラフ・ドゥ・ハイドゥークス 

 

本日のテーマは、『 ワールド ✖ クラシック の融合 』です。

 

近年、音楽のジャンルの垣根が無くなりつつあることを実感していますが、

ワールド・ミュージッククラシック音楽の融合、とても興味深いです。

 

 

1枚目のCDは、ethno classics / エスノ・クラシックス です。

 

CDの帯には、そんまんまの説明「ワールド・ミュージックとクラシックが

融合した越境音楽」と書かれておりました…

 

様々なアーティストによるオムニバス盤となっており、クラシックの名曲を

アレンジした曲、オーケストラ民族楽器を組み合わせた曲、タブラなどの

東洋楽器が活躍する曲、それらが入り交じった不思議な世界を堪能できます。

 

全15曲が収録されており、その中から3曲を厳選し、紹介させて頂きます。

 

まずは、2曲目「トマ・ケ・トマ/Toma Que Toma」です。

歌詞(とその意味)は全く分かりませんが、とても楽しそうな感じの曲です。

実際にPVをご覧頂くと、そういった雰囲気が一層伝わると思います!

 https://www.youtube.com/watch?v=XxqEfU8oUWI 

 

次は、12曲目「エジプティアン・シンフォニー/Egyptian Symphony」です。

モーツァルトが作曲した交響曲第25番第1楽章が、中東系ミュージック

うまく融合された、興奮度MAXな曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=WLXxsYK0QDQ 

 

最後は、14曲目「アダージョ/Adagio」です。

アメリカの作曲家バーバーの曲を、故・坂本龍一(R.I.P.)がアレンジしており、

二胡ギターにより、静かで緩やかな時を感じさせる、まさに癒しの曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=nFVqdCncq7A 

 

 

2枚目のCDは、TARAF de HAīDOUKS / タラフ・ドゥ・ハイドゥークス です。

 

1990年頃に結成されたルーマニア出身のロマ(ジプシー系)音楽グループです。

1991年にリリースしたデビュー・アルバムで大成功を収め、その後もアルバム・

リリース、ワールドツアーなどを重ね、快進撃を続けています。

 

紹介するのは、2007年にリリースされた7作目のアルバム「Maškaradǎ」で、

邦訳では、仮面舞踏会、となります。

 

ロマの民族音楽クラシックの名曲とを融合させて、新たな境地を切り開いた

意欲作です。

 

全15曲が収録されており、3曲を厳選し、紹介してまいります。

 

まずは、2曲目「LEZGHINKA/レスギンカ」です。

オリジナルは、アルメニアの作曲家ハチャトゥリアンによるバレエ曲です。

速いテンポ・沸き立つようなリズムを持つ舞曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=3DqMwnHG5fw 

 

次は、9曲目「ASTURIAS/アストゥリアス」です。

オリジナルは、スペインの作曲家アルベニスによるピアノ曲で、熱狂的な

イントロ、中間の抒情的なメロディ、絵巻物のような展開をみせる曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=LopupYbm2lo 

 

最後は、15曲目「Suita Maškaradă」です。

邦題は、仮面舞踏会組曲で、タラフのオリジナル曲です。

民族楽器が活躍し、異国情緒あふれるメロディを存分に楽しめる組曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=7MM8guDSePE 

 

 

如何でしたでしょうか。

今回は、『 ワールド ✖ クラシック の融合 』に関する記事でした!