ワイン: チリの赤(カルメネール、プティ・ヴェルド)、2022年

音楽: MICHAEL VINER'S INCREDIBLE BONGO BAND / マイケル・ヴィナー 

    M.C.Hammer / M.C.ハマー 

 

本日のテーマは、『 もはや、古典というべき音楽 』です。

 

古典という言葉(表現)を用いました。

「古」という単語が含まれていることからわかる通り、古いものです。

 

古くさい、という言い方をすれば、今や価値がない、捨て去られるべきもの、と

いうニュアンスにもなりますが、「伝統」や「歴史的価値」「揺るぎない物」と

いう意味合いを持つこともあり、そういった音楽もあるんだと思っています。

 

 

1枚目のCDは、MICHAEL VINER'S INCREDIBLE BONGO BAND です。

 

ちょっと長い、ですね。。。

 

マイケル・ヴィナーという、アメリカプロデューサーが作ったグループです。

彼は、TV、映画、音楽、出版などを多く手掛け、どちらかというと表舞台での

活躍で知られています。

 

その彼が結成したグループでは、どちらかというと、郊外、裏通り、中流階級と

いった、アングラ的な要素を持つサウンドを極めたことは、非常に興味深いです。

 

紹介するCDは、2002年に発売されたアルバム「BONGO ROCK」です。

オリジナルは、1973年に発売されていたもので、ボーナス・トラックをつけての

再発盤となります。

 

全13曲が収録されており、3曲を厳選し、紹介してまいります。

 

まずは、2曲目「APACHE」です。

これを持っていない奴は HIP HOP DJ とは呼べない、と、アフリカ・バンバータ

に言わしめた、「古典」の曲であり、アンセムとも呼べる曲です。

 https://www.youtube.com/watch?v=-Udnb6F1A0g 

 

次は、8曲目「BONGO ROCK ‘73」です。

パーカッション奏者プレストン・エップスが1959年に発表した曲を、1973年に

カヴァーし、ヒットさせた曲で、華やかな雰囲気に満ちたパーティ・ソンです。

 https://www.youtube.com/watch?v=1q4rnUW0uUc 

 

最後は、ボーナス・トラックの11曲目「(I CAN'T GET NO) SATISFACTION

です。

 

1965年に発表されたローリング・ストーンズの名曲をカヴァーしたものです。

原曲と比較し、ファンキーで、低くうねるようなサウンドがカッコいいです。

 https://www.youtube.com/watch?v=TyThfUbKaCE 

 

 

2枚目のCDは、M.C.Hammer / M.C.ハマー です。

 

アメリカラッパーで、1990年頃に、一世を風靡&一時代を築いた方です。

それまでにも、ラップは存在していましたが、M.C.ハマー によって、それまで

ラップを聴いていなかった人にまで、知らしめることに貢献した方と言えます。

 

紹介するCDは、1990年に発売された「please Hammer, don't HURT 'em」です。

 

Billboard 200 で 21週間に渡り 1位を記録したという、凄いアルバムなのです。

そういった点において、古典的な価値のあるアルバムだと思っております。

 

この大ヒットアルバムは、全13曲が収録されており、3曲を紹介いたします。

 

まずは、2曲目「U Can't Touch This」です。

この大ヒット曲は、ハマーのオリジナル曲と思われがちですが、サンプリング元は

1981年にリック・ジェームスが発表した「Super Freak」という曲です。

 

もちろん、ここでは、ハマーの方の曲でお聴き頂きます。

 https://www.youtube.com/watch?v=otCpCn0l4Wo 

 

次は、7曲目「DANCIN' MACHINE」です。

モータウン系の人気グループ、ジャクソン5 が1973年に発表したアルバムに収録

されていた曲のカヴァーで、ファンキーでダンサブルなアレンジになっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=2lsPnCuNzFA 

 

最後は、11曲目「Black Is Black」です。

ハマー黒人としての自我、誇りなどを感じさせる曲です。

シンプルなメロディとリズムですが、非常にカッコいいメッセージ・ソングです。

 https://www.youtube.com/watch?v=ZtoobC7YoR0 

 

 

如何でしたでしょうか。

今回は、『 もはや、古典というべき音楽 』に関する記事でした!